顔出しNGの敏腕ライターが、注目のタレントの素顔に迫る『ライターズ!』(日本テレビ系)。8日深夜放送(深1:30〜)は、10日放送の日本テレビ系『女芸人No.1決定戦 THE W2024』から、昨年王者の紅しょうがが登場する。
【写真】「これしてよかったんかい!」『THE W』ポスターのキンタロー。表情――まもなく優勝から1年になります。10日には新しい王者が誕生します。
【熊元プロレス】もう前回になるんですね…。
【稲田美紀】めっちゃ早かったです。
【熊元プロレス】きのうのことのように…まではさすがに言えないですけど、2〜3ヶ月前くらいの出来事のようには感じます(笑)。
――優勝後の反響
【熊元プロレス】『THE W』って、優勝してからの特典があるじゃないですか?いろんな番組も回らせてもらいまして。けっこう、朝も出させてもらって、1周だけでなくて、2回目以降も呼んでいただきました(笑)。
――印象に残っている番組は?
【稲田美紀】『まる見え』で、たけしさんにお会いした時に「おめでとう」と直接言っていただいて、知ってくださっているんだと、めちゃくちゃうれしかったです。その日だったか、別日だったか、2人で局のろうかを歩いていたら、まだその時点では共演していなかった出川さんが「見たよ!おめでとう!」と言ってくださって。それもうれしかったです。
【熊元プロレス】あと、所ジョージさんのボールペンもいただきました!あとは『東京カレンダー』(の誌面を飾る)も『THE W』の特典としてありまして。稲田さんは、もうセクシーで放り出してもうて(笑)。
【稲田美紀】いや、そんなことないよ(笑)!
――お2人は2018年に『THE W』初ファイナリストでしたね。この間、戦い方などの変化はありましたか?
【熊元プロレス】最初の方は、俳優の方がMCと一緒にスタジオにいてくれはったのに、それがいつの間にかいなくなって…。
【稲田美紀】サポーターを芸人がやるようになりましたから。私たち、全部見てきているんです(笑)!楽屋がバラバラの時もありました。最初出た時に、私たちトリでの出番だったんですよ。テレビのない楽屋で2人だけいて、オンエアの状況とかもわからず「ホンマに出られるんか?」って疑心暗鬼になったこともありました(笑)。
――すべてを見てきたお2人だからこそ言える『THE W』を戦う上での秘訣はなんでしょう?
【熊元プロレス】待機席があるじゃないですか?各ブロック勝ち残りのシステムなので、これまでの待機席にはその時点での勝者1組しかいないっていう状況で。そこで気を抜いてしもうて、本当によくない顔とかしてしまうことがあるので(笑)。あとは、ボケすぎない!そこでブリッジみたいなのをして、全然ウケないみたいな時間もあったので。審査員のみなさんは、もちろんネタだけで審査してくれていますけど、余計なことはしない(笑)。
――今大会で注目している方はいらっしゃいますか?
【稲田美紀】(ポスターを見ながら)キンタロー。さんが面白すぎて(笑)。いつものパターンやったら「おしゃれに撮りましょう」って言われて撮るから、みなさんそういう顔をしているのに、キンタロー。さんのやつを見て「これしてよかったんかい!」ってなりますよ(笑)。
【熊元プロレス】おしゃれな人を振りにして…っていうのもありますからね。
【稲田美紀】キンタロー。さん初ファイナリストなので、何をするのか読めないですよね。
【熊元プロレス】初めて見る方が多くて。『THE W』は、そういうところも面白いですね。前回戦ったエルフも残っていますね。エルフは、今回すごくプレッシャーあると思うんです。優勝候補みたいに周りの芸人からも言われて、去年の私達だって、エルフと順番が違っていたら、結果もどうなっていたか…みたいなところもあるので。そのプレッシャーがあるのか、はるが太ってきていますね(笑)。去年よりだいぶ食べています。どんどんおもしろくなってきているので、仕上がってきています!
――優勝賞金1000万円の使い道は?
【熊元プロレス】私は、新しい『THE W』が始まるので、残しておいても…っていうのがあるので、景気よく2ヶ月くらいで使いました。賞金をお母さんのために使った…のですが、そういう表現だと怒られるんですよ。「こっちは何百万も貸してきているんだから、返済や。ちゃんとそう言いなさい」と(笑)。あとは…ホストクラブいかせてもらったり。それも、優勝したから見られた景色なので。あとは、でっかいエビも買いました。伊勢海老とかのタイプじゃなくて、ブラックタイガータイプのエビのでかいやつです(笑)。これも『THE W』優勝して、せっかくやから…と思って調べたら出てきたんです。
【稲田美紀】私も親のために使ったのと、あとはセミヌード写真展「MARRY MIKI」のために使いました。そこにけっこう使っていますね。今のきれいな状態を見てもらいたいと思いまして。
【熊元プロレス】私は金額知っているんですけど、ホンマに「なんで?」って思うくらいの金額を使ってます。
――未来の新王者に向けて、優勝賞金の使い道についてアドバイスはありますか?
【熊元プロレス】ホンマに自分のために使ってほしいですね。私もホストクラブ行って、ナンバーワンになった子と、自分も優勝したっていうので乾杯して、すごく有意義な時間でした。
――『THE W』はお2人にとって、大きな契機になっていますね。
【熊元プロレス】初めて『THE W』決勝に出た時、自分の中で分岐点となるようなことがありまして。デニムの衣装を着ていたのですが、強く見られたい・なめられなくないという気持ちがあって。熊元プロレスという名前、真っ赤な口紅もそうですし、腕にバンダナ巻いて、あとはその当時は肩も華奢だなと思ったので、肩パッドを入れようと思ったのですが、好きな人にもらったモコモコの靴下も一緒に肩に入れたんですよ。平場でイジられたので、靴下を出したら、客席から悲鳴が上がって。その時に、いろいろとやり過ぎるのはよくないと学んだんですよ。アイテムつけすぎ。(取材者に)今のあなたみたいな感じですね(笑)。
【稲田美紀】『THE W』は、ホンマに誰が優勝するかわからないです。キンタロー。さん、ホンマに何をするか(笑)。
【熊元プロレス】今年は、いい意味で荒らしそうな人が多くて、荒らした後にまた荒らして…みたいになりそうです(笑)。
【稲田美紀】去年の『THE W』は、荒らすのはあぁ〜しらきさんだけやって言われていたんですよ?今年はあぁ〜しらきさんだらけです(笑)。
(取材・文/ファンタスティック ムラオカ)
※取材の模様は、8日深夜放送の『ライターズ!』(日本テレビ系/日曜 深1:25)でもご覧いただけます。