20周年イヤー突入のAKB48、目標は“東京ドーム”　全面リニューアルの新劇場で宣言「ここからだ」【新公演セットリストあり】

　東京・秋葉原にあるAKB48劇場が8日、全面リニューアルオープンし、約9年（8年10ヶ月）ぶりとなる秋元康氏総合プロデューサー書き下ろしの新公演『ここからだ』初日公演を上演した。きょう12月8日は、劇場オープン19周年記念日となり、グループとして20年目のメモリアルイヤーに突入した。

【写真】激変！生まれ変わったAKB48劇場で行われた新公演の模様

　ドン・キホーテ秋葉原店の8階にオープンしてから約19年が経過し、老朽化に伴って劇場の全面リニューアル工事を行うこととなったAKB48劇場。9月2日〜12月7日まで約3ヶ月かけてリニューアル工事が行われ、ついにきょう初お披露目となった。初日公演前には報道陣に向けたゲネプロと新劇場オープニングセレモニーが行われた。

　ゲネプロのMC、そしてオープニングセレモニーのトークでも「東京ドーム」を目標に掲げたAKB48。4代目総監督を務める倉野尾成美は「やっぱり東京ドームを目指すって、軽々しく言っていい言葉じゃない気がしていて。私は総監督に就任して半年ほど過ぎたんですけど、なかなか自分の口からこの目標を言うのってすごく重いなって感じていました。でも、この新公演の準備をする期間に、やっぱり絶対に目指したいという気持ちが芽生えましたし、自分の口から言うことで始まるんじゃないかと思うようになりました」と思いを語った。

　続けて「今回の新公演のタイミングで、今までの先輩を追っていくのではなくて、『ここからだ』と自分たちでつくり上げていきたい。スタッフのみなさんや、応援してくれているファンの皆さんの気持ちに応えて、東京ドームに行けるようなグループにしていきたい」と改めてこれからの飛躍を誓った。

■新公演『ここからだ』セットリスト
overture
M01.ここからだ
M02.恋愛カンニング
M03.ロマンティック男爵
M04.劇場へ　ようこそ！
M05.Lollipop
M06.風の待ち伏せ
M07.クリスマスリング
M08.2月のMermaid
M09.振り向きざまのキッス
M10.夜中過ぎのアウトロー
M11.奇跡が消えても
M12.シクラメンが咲く頃
M13.まだ見たことのない景色へ
アンコール
EN1.緞帳を上げてくれ！
EN2.そんなに好きだったら
EN3.Hungry love