清野菜名が主演を務め、瀬戸康史、見上愛、一ノ瀬颯、前原滉らが出演する「119エマージェンシーコール」に佐藤浩市、中村ゆりの出演が決定した。
本作は、消防局の通信指令センターを舞台に、1本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員たちの“現実(リアル)”を描く完全オリジナルストーリーのドラマ。
「119番、消防です。火事ですか、救急ですか」。その緊急通報に応答し、適切に救急車、消防車の出動を指令するのが指令管制員たち。さまざまなスキルを持った消防・救急のスぺシャリスト集団である彼らが、通信技能と医療知識を駆使して、危機に瀕した“命”をつなぐために、日々、“声”を聞き“声”で救っている。
パニックに陥る通報者の言葉から通報場所を特定し、1秒でも早く必要な部隊を現場に到着させる。消防局の指令センターは、“救命の連鎖”が始まる場所。
本作では、不安と隣り合わせの現代だからこそ、「救命が始まる最初の現場」である「119=エマージェンシーコール」を支える全てのヒーローたちの新たな物語を送り出す。
◆佐藤浩市、ほんのわずかな音も聞き漏らさない“伝説の指令管制員”に
佐藤が演じるのは、横浜市消防局・司令課3係の主任・堂島信一(どうじま・しんいち)。ほんのわずかな音の違いも聞き漏らさず、状況の変化に気づいて的確な指示を出すことができる、通称“伝説(レジェンド)の指令管制員”。
長らく現場を離れて管理職となっていたが、定年を期にある思いがあって再任用の指令管制員として指令センターに戻った。口調や態度には粗暴さがあれど、その言葉には経験に裏打ちされた説得力がある。一葉(中村ゆり)とはかつて上司と部下だった頃からの旧知の仲で、お互いのことをよく知っており、信頼しあっている。
日本の映画界、ドラマ界において欠かすことのできない存在であり、常に第一線で活躍し続ける佐藤は、「ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜」(2023年10月クール)以来のフジテレビドラマへの出演。
佐藤は、オリジナルドラマとなる本作に、「社会がその時代その時代に抱えていること、それが色濃く反映されるものがドラマにする価値があるのではないかなと思いました」と想いを語り、「皆さんにいろいろなものを感じ取ってほしいですし、このドラマの中に自分を置き換えて何か考えるきっかけになったら」と期待を寄せる。
◆中村ゆりが司令課3係の係長に!約14年半ぶりに月9レギュラー出演
中村が演じるのは、横浜市消防局・司令課3係の係長・高千穂一葉(たかちほ・かずは)。個性的なメンバーをまとめるリーダーで、自ら通報に対処することもある指令管制員。
論理的な思考の持ち主で、常に指令センター全体を見て的確な指示を出すことを心がけているが、部下の人間関係の悩みには対応に困ることも。また、仕事終わりや休日に飲むのが好き。
中村は、「月の恋人〜Moon Lovers〜」(2010年/フジテレビ系)以来、約14年半ぶりに月9へレギュラー出演を果たす。「たくさんの方の命を救っているこのお仕事をドラマにできるということがとてもうれしい」とコメント。「ユーモアがありつつ、みんなの立場にたって物事を考えてあげられるような頼りがいのある」キャラクターに思いを寄せている。
「119エマージェンシーコール」は2025年1月13日(祝・月)より毎週月曜21時〜フジテレビ系にて放送(※初回30分拡大)。
(シネマカフェ編集部)