ゴールデングローブ賞、『SHOGUN 将軍』真田広之、アンナ・サワイ、浅野忠信がノミネート

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2024年12月09日 23:12  ORICON NEWS

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ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』(C)2024 Disney and its related entities
 米国でアカデミー賞やエミー賞に並ぶ重要な賞として知られている「ゴールデングローブ賞」。第82回のノミネート作品が現地時間9日、発表された。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説を、ディズニー傘下のFXがドラマシリーズ化した『SHOGUN 将軍』がテレビ・ドラマ部門で4ノミネートを獲得した。

【動画】『SHOGUN 将軍』本予告映像

 最優秀テレビドラマシリーズを競う作品賞、主演男優賞に真田広之、主演女優賞にアンナ・サワイ、助演男優賞に浅野忠信がノミネートされた。

 本作は、徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将<虎永>と、その家臣となった英国人航海士<按針>、二人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン<鞠子>を中心に展開される、陰謀と策略が渦巻く“SHOGUN”の座を懸けた物語。

 9月に発表されたテレビ界最高峰の「エミー賞」で、真田が主演男優賞を受賞するなど、ひとつのシーズンの作品としてあわせて18の賞を受賞し、エミー賞で最多の受賞記録を打ちたてるなど社会現象を巻き起こしている。

 ゴールデングローブ賞は、2021年に当時の主催団体であるハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)の人種・性差別問題などが批判を集め、映画会社やスターたちからボイコットを受けて存続の危機にあったが、今年1月の「第81回」から新体制でアワードが開催されている。

 長年にわたって映画やテレビのトレンドを反映する賞として大きな影響を与えてきたゴールデングローブ賞。2020年に韓国映画『パラサイト』が外国語映画賞や監督賞を受賞して以降、国際的な作品や多様性(DEI)への注目が高まっており、非英語作品や非白人の映画製作者・俳優の受賞が増えている。そんな時流を『SHOGUN 将軍』は追い風にできるのか。授賞式は、来年(2025年)1月5日(現地時間)に行われる。

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