「嘘解きレトリック」10話 松本穂香“鹿乃子”の母がついたウソの理由に「優しさがこもった嘘だった」の声

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2024年12月09日 23:50  cinemacafe.net

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「嘘解きレトリック」第10話(C)フジテレビ
鈴鹿央士と松本穂香が初共演&月9初主演する「嘘解きレトリック」10話が12月9日放送。鹿乃子の母、フミがついたウソの“理由”にSNSでは「優しさがこもった嘘だった」「帰ってきてほしくないわけじゃなかった」などの声が続々ポストされている。

本作は「別冊花とゆめ」(白泉社)で連載されていた都戸利津の同名コミックが原作。舞台は昭和初期、優れた推理力を持つが貧乏な探偵と、人のウソが聞こえる能力を持つ探偵助手によるレトロミステリーが展開する。

事務所の家賃も払えないほどの貧乏暮らしだが、推理とハッタリの能力に長けている探偵の祝左右馬に鈴鹿。人のウソを聞き分ける能力を持つゆえ、追われるように故郷の村を出て左右馬と出会い助手となった浦部鹿乃子に松本。推理小説好きで探偵に憧れ、左右馬の事務所にことあるごとに顔を出すが、左右馬からはうざがられている藤島千代に片山友希。左右馬の親友だが、彼とは対照的な性格な九十九夜警察署の刑事・端崎馨に味方良介といったキャストが出演する。


※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
九十九夜町が本格的な冬を迎えようとする頃、鹿乃子は母のフミ(若村麻由美)宛の封書を郵便ポストに投函。鹿乃子はこれまでもフミに近況を知らせる手紙を出していたが、この時、初めて事務所の住所を書く。そんなある日、左右馬が稲荷を掃除していると婦人に声をかけられる。祝探偵事務所への行き方を尋ねる婦人を左右馬は鹿乃子の母・フミだと気づく。

左右馬はフミを事務所まで連れて来て、ビラ貼りから帰って来た鹿乃子は母と再会する。そして村を離れる鹿乃子にフミがウソをついた理由が判る…というのが今回のおはなし。

故郷の村を離れる際、フミは鹿乃子を抱きしめ「辛いことがあったら、いつでも帰って来ていいんだからね」と話したが、鹿乃子はそれがウソだとわかる。フミは「村に帰ってきても鹿乃子は辛い思いをする。鹿乃子が辛い思いをするくらいなら、帰ってこないほうがいいんじゃないか」と考えてウソをついたのだった。

SNSには「送り出す時の言葉は優しさがこもった嘘だったんだ」「もう帰ってこないでの意味じゃなかった、村に帰ってきたら鹿乃子がまた傷付くから」「帰ってきてほしくないわけじゃなかった。嘘は分かっても嘘の理由までは分からないからね」など、フミの本心を知った視聴者からの投稿が相次いでポストされる。

一方、倉田タロ(渋谷そらじ)は鹿乃子がクリスマスを祝ったことがないと知って、サプライズでクリスマスパーティーをすることを思いつく。そして左右馬もそれを手伝うことになるのだが、鹿乃子にパーティーのことを秘密にするため、ヨシ江(磯山さやか)は鹿乃子にウソをつき、馨も隠し事をする。鹿乃子を心配させまいと左右馬は、パーティーの準備をしている「くら田」に鹿乃子を連れて行き、サプライズパーティーのことを忘れていたふりをして鹿乃子を安心させる…。

この展開にも「嘘解きレトリックが優しい話すぎて泣ける」「今夜はとても優しいストーリーでホッコリ」「この回が一番好きかもしれん…。優しい世界と登場人物達だよなぁ」など、“優しい物語”に感動する視聴者たちからの声がタイムラインに溢れている。

【最終回あらすじ】
事務所に戻った左右馬と鹿乃子は女性に声をかけられる。女性は行き場所も金もなく困っていたら、祝探偵事務所の大家に会い、事務所に住んで良いと言われたと話す。鹿乃子には女性の言葉がウソに聞こえなかったが、左右馬は泊まる部屋がないと渋る。すると女性は大家からだと左右馬に手紙を渡す。手紙には“彼女を泊めたらたまっている家賃をなしにする”とあった…。
「嘘解きレトリック」は毎週月曜21時〜フジテレビ系で放送中。




(笠緒)

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