演歌歌手・市川由紀乃(48)が10日、公式サイトを更新。抗がん剤治療が終了したことを報告し、今後の復帰スケジュールを明かした。
【写真】空の写真を添えて…・卵巣がん治療の市川由紀乃が感謝と決意つづる 市川は6月に卵巣腫瘍の疑いがあると診断され、休養を発表。卵巣がんと診断され、7月下旬に手術を行い、療養していた。公式サイトには「市川由紀乃に関するご報告」と題した文章が掲載され、「市川由紀乃につきましては健康回復のため皆様方に大変なご心配をお掛けしておりましたが、このほど予定の抗がん剤治療が終了しましたことをご報告申し上げます」と報告。
続けて「現在は心身ともに安定した状態にあり、本人は復帰に向け意欲的にリハビリに努めております。今後は一定期間検査を続けながら、体調に配慮しつつ徐々に従来のペースでの活動に戻していく所存です」と伝えた。
さらに医療関係者やファンに対しての感謝をつづりなながら、「活動再開後は皆様から受けましたご恩に報いることができますよう、より一層精進して参りますので倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。
今後は23日にインスタライブを実施。25年3月にファンクラブイベントを行い、5月からは埼玉、名古屋、大阪で復帰コンサートを開催する予定という。
市川は1976年1月8日生まれ、埼玉県出身。16歳の時に埼玉新聞社主催カラオケ大会で優勝し、プロダクションからスカウトを受ける。93年8月、「おんなの祭り」でデビュー。2013年「風の海峡」「流氷波止場」、14年「海峡岬」、15年「命咲かせて」、16年「心かさねて」、17年「はぐれ花」と立て続けにヒットを飛ばし、6作品連続でオリコン演歌・歌謡曲ランキング初登場1位を記録する。16年から2年連続で『NHK紅白歌合戦』に出場を果たす。
市川は6月7日に、所属事務所を通じて「市川由紀乃が 卵巣腫瘍の疑い との診断を受けました。緊急の治療を要するという医師の判断もあり、当面の間活動を休止し治療に専念することとなりましたことをここにご報告申し上げます」と報告。7月26日には「病院にて患部の切除を行い退院いたしました」と伝えていた。