政府は10日の閣議で、3歳未満向けのおもちゃを新たに安全規制の対象とする政令を決定した。6月に成立した改正消費生活用製品安全法に基づく対応で、製造や輸入を行う企業に強度などの技術基準の順守を義務付ける。基準に満たない製品は販売を禁止する。乳幼児で多く発生する誤飲などの事故の未然防止につなげる。
規制は来年12月25日から実施する。対象製品は積み木や人形など乳幼児用のおもちゃで、けがや誤飲などを防ぐ技術基準を設ける。対象年齢や使用上の注意の記載も義務付け、順守していることを示すマークの表示も求める。