民家に遺体放置した疑い、陸自技官逮捕 不明の叔父か 福岡県警
1
2024年12月13日 00:42 毎日新聞
民家に男性の遺体を放置したとして、福岡県警柳川署は12日、同県柳川市の住居不定、自衛官、古賀雄二容疑者(58)を死体遺棄容疑で逮捕した。同署によると、古賀容疑者は陸上自衛隊前川原駐屯地(同県久留米市)勤務の防衛技官。
逮捕容疑は9月ごろに柳川市吉原の民家で男性が死亡していることを認知しながら、12月12日まで埋葬せずに放置したとしている。「間違いない」と容疑を認めている。
古賀容疑者は数か月前までこの民家で70代の叔父と同居していたという。叔父と連絡が取れておらず、同署は遺体は叔父とみて、身元の確認を急いでいる。
同署によると、11日午後、柳川市の地域包括支援センターの職員から「『住人の姿をしばらく見ていない家がある』と民生委員から相談を受けた」と通報があった。署員がその民家を確認したところ、反応がなく異臭がした。12日朝から家の中を調べ、1階和室の布団の上に横たわった状態の男性の遺体を発見した。【五十嵐隆浩】
Copyright(C) 2024 THE MAINICHI NEWSPAPERS. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。