「小室佳代さんの自伝の発売日を目前に控え、皇嗣職の職員たちも“いったいどのような内容なのか”と、戦々恐々です」
そう語るのは、宮内庁関係者。
2月6日に出版される佳代さんの自伝エッセイ『ブランニューデイ あたらしい日』(内外出版社)が波紋を広げている。
前出の宮内庁関係者が続ける。
「執筆や出版に関する事前の連絡はなく、秋篠宮ご夫妻も立腹されています。これまで、皇室と縁続きとなった方々が了解を得ないまま、発言したり手記を発表したりした例はありません。たとえば清子さんと結婚した黒田慶樹さんのご家族も、マスコミの取材には一切応じていないことからも明らかです」
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異例なのはそれだけではない。ある出版関係者によれば、
「版元が、ほとんど宣伝活動を行っていないのも非常に珍しいケースといえます。多くのメディアが、ゲラや内容に関する情報の提供を求めましたが、“事前発表はしていない”という回答だったそうです。これだけ注目を集めている書籍ですから、出版社としては宣伝に力を入れて増刷を目指すのが一般的なケースです。
しかし頑なにそれをしないのは、著者の意向によるものと思われます。佳代さんは、大部数を刷って多くの印税を得るよりも、自伝発表そのものに意義を見いだしているように思えます」
そして、この出版計画は秋篠宮ご夫妻どころか、小室夫妻にとっても“寝耳に水”だったのだ。
小室家の知人は本誌にこう証言していた。
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「佳代さんは自伝執筆についてニューヨークの圭さんと眞子さんにも知らせていなかったそうです。相談すれば、絶対に止められると考えたのでしょう」
■後見人が明かした眞子さんの就職問題
現在、佳代さんは日本、圭さんと眞子さんはアメリカで生活している。その関係について取材するため、小室夫妻の“後見人”を務めているという伊勢彦信氏を取材した。伊勢氏は鶏卵業界で名を馳せた実業家で美術コレクターとしても知られている人物だ。
――小室夫妻とは、どのようなご関係なのでしょうか?
「私はニューヨークで日本人会を運営しているのですが、小室ご夫妻がNYに来られて、(日本人会にも)参加されるようになったのです。日本人会も高齢化が進んでいます。若いご夫婦ですし、私たちとしても応援していきたいと思います。とはいえ私も高齢で、ノーベル賞を受賞した眞鍋淑郎さんなどに後見人を引き継いでいただこうと思ったのですが、皆さん、“責任が重いから”ということで、いまも私が務めています。
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圭さんには(弁護士として)日米の企業関係の中で、活躍していただきたいと思っています。在NYの日本人弁護士会も、お2人にお力添えすることになっています」
眞子さんは渡米後、一時期メトロポリタン美術館関連の仕事をしていた。
「眞子さんには、ご本人の希望にそって、何かお仕事を紹介できないかと考えています。美術館のお仕事もその候補の一つでしたが、なかなかご希望にそえていません。いまでも、どのようなお仕事がよいのか模索中ですが、まだ公表できる段階ではありません」
――小室佳代さんが自伝を出版することが話題になっています。
「実はその話は知りませんでした。私たちは圭さんとはお付き合いしていますが、そのお母さんには会ったこともありませんし、(圭さんとの間で)特に話題になったこともなく、今後も(佳代さんとの)関係が生じることはないでしょう」
’21年11月に小室夫妻が渡米したころ、現地邦人たちの間では佳代さんの移住も注目されていた。NY在住の日本人ジャーナリストはこう語る。
「当時、不動産関係者に取材したところ、佳代さんの新居探しについて計画が進んでいたようでした。それが小室さんが司法試験に苦戦しているうちに、いつのまにか聞こえてこなくなっていたのです。
小室さんと後見人との間で、お母さんについての話題が上っていないのであれば、佳代さんの移住計画は、何らかの事情で頓挫したのでしょう。佳代さんがNYで息子夫妻に会ったという情報も聞いたことはありません」
秋篠宮家に近い人物は“何らかの事情”とは、佳代さんと眞子さんの関係悪化ではないかと語る。
「’21年6月、『週刊文春WOMAN 2021夏号』に佳代さんの肉声が掲載されました。《お相手の方が息子のことを信じて、愛してくださっていることに》など、まるで眞子さんの気持ちを代弁しているような内容でしたが、そもそも週刊誌記者に、自分のことを話したこと自体を“背信行為”と感じたようです。
それ以来、眞子さんは佳代さんに対する警戒感を強めたそうで、米国での対面も実現しないのは、それが理由なのでしょう」
今回の独断での自伝出版によって、眞子さんが不信感をさらに募らせたのは想像に難くない。それにもかかわらず、なぜ佳代さんは出版に踏み切ったのか。
「小室夫妻の渡米以来、書籍で知らしめたいほどの“自慢の息子”である圭さんに3年も会えておらず、その原因が眞子さんだとすれば、耐えがたいことでしょう。
Amazonに掲載されている本の紹介によれば、自伝エッセイの内容は佳代さん自身の半生と、圭さんのために作った料理のレシピがメインのようです。
ただ、一度出版に踏み切った以上、第2弾もありえますし、それが暴露本になる可能性もあるのです。今回の出版は、“これ以上、私を拒絶し続けるのであれば考えがある”という最後通牒なのでしょう」(前出・宮内庁関係者)
佳代さんの“威嚇”により、家族関係に“あたらしい日”は訪れるのだろうか。
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