バルセロナに所属するペドリ [写真]=Getty Images バルセロナに所属するスペイン代表MFペドリが現在のコンディションについて言及した。7日、スペイン紙『マルカ』が『バルサ・ワン』でのインタビューを引用して伝えている。
ここまで22試合を消化したリーグ戦で14勝3分5敗を記録し、勝ち点「45」の3位につけるバルセロナ。今夏にハンジ・フリック監督を招へいした同クラブは、チャンピオンズリーグのリーグフェーズを2位で突破し、スーペルコパ・デ・エスパーニャでも優勝を果たすなど国内カップ戦においても順調に白星を積み重ねている。そんな好調を維持するチームの中心として活躍するのが、2020年夏からバルセロナでプレーする22歳のペドリだ。背番号「8」を身に纏いながら“ブラウグラナ”の中盤に君臨する同選手は、先月末にクラブとの契約を2030年6月まで延長した。
インタビューに応じたペドリは、「こんな風に感じるのは久しぶりで今は楽しんでいるよ。ずっとこうなりたいと思っていたけど、今まさにその状態でそれを存分に楽しんでいるんだ」と今季の充実ぶりを表現。キャリアで最高のシーズンかと問われると、「今のところはそうだね。あとはそれがタイトルという形で反映されればいいけど、今シーズンは最初のシーズンと並んで最も快適にプレーできているよ」と力強く語った。
また、今季よりチームを率いる指揮官については、「選手にとって自信はとても大事だし、フリック監督はその自信を与えてくれるんだ。自分を本当に信頼してくれているから、自分の持ち味を発揮できる」とコメント。続けて「ケガも過去のこととなり、継続してプレーできているおかげで今は楽しんでいるよ」と何度も悩まされてきた負傷からの完全復活を強調しつつ、「彼のトレーニングスタイルが自分にはすごく合っているし、理学療法士やトレーナーともベストな形を見つけられた」と見解を口にした。
さらに、「未来は明るいと思うよ。チームの状態はいいし、僕が望むのはタイトルを獲ること。それこそがバルセロナに必要なものだ」と主張。「今のようにプレーできれば正しい道を進んでいると思う。今シーズンすでに1つタイトルを掴んだし、他の大会でもまだチャンスは残っている」とさらなる栄冠獲得に向けた決意を述べている。