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親子関係に生じた亀裂は、なかなか修復されないようだ。投稿を寄せた50代女性は小学生の頃、母親から「教育虐待」を受けたという。
「絶対1番、絶対100点、そうじゃないとご飯抜き」
女性の兄は頭が良かったようで、この罰を免れていた。また父親は単身赴任や出張で家を空けており、女性の周囲には味方がいなかった。(文:湊真智人)
「真っ暗な部屋で空腹で泣いた事は……何回もあります」
女性には特に忘れられないエピソードがあるという。
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「母親と兄が私を除け者にして2人ですき焼きを食べてた事は、今でも鮮明に覚えてます。真っ暗な部屋で空腹で泣いた事は……何回もあります」
食べ物の恨みは恐ろしいというが、食事を与えられないだけでなく、これみよがしに目の前で食べるのだから、忘れられないのも無理はない。こうした経験から「あんな母親にはなるまい!」と決意した女性。
「(母親は)反面教師で、私自身は愛情たっぷりで子育てしてきました」
辛い経験を糧にして、人一倍優しくなれたことだろう。
また別の50代女性からも投稿が寄せられた。成人した後、疎遠になりつつあった母親と久々に電話で話した際に、衝撃の言葉を耳にした。
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「(母親から)『お友達が、長女の方(私)は、死んだと思えって言うのよ』と話された時、僅かに残っていた親としての愛着が無くなってしまいました」
おそらく母親の友人は、娘がもう実家には戻らないことを指してそう助言したのだろう。それにしても「死んだ」とは失礼な表現だ。さらに、それをそのまま本人に伝えた母親も無神経過ぎる。
その後は、冠婚葬祭以外では顔を合わせないようにしているという。しかし一点だけ心残りがあるようだ。
「他界した父の墓参りもしたいですが、その言葉が忘れられず、どうしても足が向きません」
墓のある地元に帰ろうにも、気が進まない様子。気持ちの整理がついて墓参りに行けることを願うばかりだ。
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