広末涼子「いわゆる“黒歴史”的な…」怒り心頭だった人生初デートを振り返る

女優の広末涼子（44歳）が、2月12日に放送された紀行番組「広末涼子の高知でやりたい10のこと」（テレビ高知）に出演。「黒歴史」だという、地元・高知での人生初デートについて語った。

高知県高知市出身の広末が、地元テレビ局のローカル特番に出演。生まれ育った地元をブラブラと散策する。

その道中、スタッフから「広末さんは高知でデートしたことあるんですか？」と聞かれ、広末は「したことありますね。もう話したくないですね。本当に。いわゆる“黒歴史”的な…本当に悲しい」と回答。

それは「映画を観に行く約束をして。でもまだ中学生だったから、付き合ってるみたいな、彼氏彼女でもないけど、デートに誘われたのが嬉しくて。『せっかくやき、行ってみよう』と思って」人生初のデートに向かったという。

お相手は「サッカー部の先輩」だったが、「ドキドキしながら約束の場所で待ってたら、待てど暮らせど来なくて。『どうしたんだろう…』1時間、2時間経って来ない。家に1回帰って。『えっ、どうしたの？』みたいな。『涼子、デートだったんじゃないの？』みたいな。ママにめっちゃ笑われて。『え〜、2時間も待ってたの！？ ウケる』とか言われて」。

そして「当時、みんな携帯とかも持ってないし、家電（いえでん）なんですよ。名簿で調べてお家に電話してみたんです。お母さんが（電話に）出たから、『大丈夫なのかな…これ…』『何々くんと約束してたんですけど…』って言ったら、『えっ！？ そうながですか？ えっ！？ すぐ起こすき！ ごめんなさい！』って。『寝てたの？』と思って。『本当ですか？ いいです、大丈夫です』って言ったのに、『いや、サッカーで疲れちょったき、ちょっとだけやき、すぐ行かせます』って言われて。私は2時間待ったのに、どうしよう…みたいな。怒ってるんですけど、家族でも、友だちでも、付き合ってる人でもないから、怒り方もわからないから、どうしようって思ってるんだけど、急いで来て『ごめん！』って（お相手が）来て。怒れないんだけど怒ってるんですよ。怒り方わかんないし、とりあえず映画に行ったんですよ」と、怒りながらもデートに向かったそう。

観たのは「『スピード』っていう映画だって忘れもしない。キアヌ・リーブス」。「『スピード』で手に汗握る映画を観ながら、手を握られて。これはどうしたことか…みたいな。私、2時間待って怒ってんのに、手握ってきたと思って。『この人、腹立つ！』って思いつつ、これどうなるんだって思ったら、中学生だからどうもならないんですよ。このままずっとこのままで。手に汗握らされて（笑）。映画終わって、やっと手拭ける、みたいな感じで。そんな初めてのデート（笑）」と振り返った。

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