『フォレスト』第8話(C)ABCテレビ 俳優・比嘉愛未、岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)がW主演する、ABCテレビ・テレビ朝日系新ドラマ『フォレスト』(毎週日曜 後10:15 ※全国ネット)が、2日に最終回(第8話)を迎えた。“黒幕”とともに、すべての謎が明らかになった。
【写真】『フォレスト』最終回…泣ける 何かを愛おしそうに見つめる鈴子 同作は、嘘・真実にさまざまな思惑が重なり合い、人間不信の森(フォレスト)にいざなう、オリジナルのラブ・サスペンス。フラワーギフトショップで働く幾島楓(比嘉)と、クリーニング店を営む一ノ瀬純(岩田)は、同棲してまもなく1年を迎える恋人同士。平凡ながら幸せな生活を送るが、その日々には常に影のように不安がつきまとう。なぜなら、2人は互いに嘘をついていた…。
ホテルグループ・ブランフォレストをめぐり、楓が幾島家を出るきっかけとなった「3年前の集団食中毒事件」、純の弟・涼介の「26年前の失踪事件」、さらに各キャラクターの嘘が交錯する。
■第7話まで振り返り
3年前に食中毒を引き起こしたのは、純の母・一ノ瀬茜(黒沢あすか)だった。さらに、水原孝子(ふせえり)が、楓の実の母だったという衝撃展開。孝子は、楓を苦しめる姉の幾島鈴子(松田美由紀)を毒殺しようとし、医師の篠田塔子(水野美紀)が秘密を知ったため、刺したのだった。
また、26年前に失踪した純の弟・涼介は、幾島家の敷地内に亡き骸となって埋められていた。鈴子の秘書・葉山修(堀部圭亮)が、26年前に涼介を車で轢き、遺棄していた。葉山は、昏睡状態の鈴子も殺そうとしていた。
楓と純が苦しんできた過去の事件の全ぼうが、これで明らかになったと思ったが…。
■最終回ネタバレ
楓は、これまでいとこだと思っていた実の姉・水原真琴(ファーストサマーウイカ)を呼び出した。楓は内心、涼介の事件に対する真琴の言動にひっかかりを感じており「本当のことを話して」と懇願された真琴は、ひょう変した。
楓の良き理解者として描かれてきた真琴が、一連の黒幕だった。妹の楓(水原和歌奈)を奪った鈴子を憎み「苦しんでいる和歌奈を救ってあげたかった!」「私がやったの」と逆ギレ。包丁を手に取り、純を刺した。
計画は3年前からで、物語のスタートとなった楓と純の同棲も真琴がうながしていた。鈴子に毒をもった真犯人も、母・孝子ではなく、自分だと自供。一方、孝子は「私がやった」と言い張った。
最後には、鈴子が目を覚まし、娘の楓に「私を憎めばいい。憎みなさい」と伝えた。そして「喘息」をめぐる伏線とともに、楓に伝えなかった「嘘」が判明。
純の弟・涼介が轢き殺されたあの日、楓が喘息で発作を起こし、鈴子が「間に合わない。車を出して、早く!」と娘を思うあまり、葉山を急かした。そして、事故…。家族や親子の愛から、一連の事件が起きていた。
■視聴者からの反響
この他の伏線も一気に回収され、視聴者はXなどで「全て繋がってる」と驚き。特に事故シーンには「えっまじ!?これが真相!?」「これはつらい…」「これは墓場まで持っていく案件だ」「すごく衝撃的な最終回」と感想が飛び交った。