『ホットスポット』に出演する(左から)鈴木杏、角田晃広、市川実日子、平岩紙(C)日本テレビ 俳優の市川実日子が主演を務め、バカリズムが脚本を担当する日本テレビ系日曜ドラマ『ホットスポット』(毎週日曜 後10:30)の最終話が、あす16日に放送される。それに先立って、市川、鈴木杏、平岩紙のクランクアップコメントが到着した。
【場面写真】「F」とは…?宇宙人に近づく怪しい影 今作の舞台は、富士山麓のとある町のビジネスホテルに勤めるシングルマザーの主人公・遠藤清美(市川)と宇宙人・高橋孝介(東京03・角田晃広)の交友を描いた地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー。
清美の幼なじみを演じる鈴木、平岩は、普段から集まる地元の飲食店・もんぶらんのセット内でクランクアップ。最初は腕を組んで和気あいあいとしていた3人だが、感情がこみ上げ涙を流す場面も。市川は「初日から本当に現場の雰囲気が良くて。撮影が無事に終わったら、うれしい気持ちしかないって、絶対泣かないと思っていたのに、今、すごくさみしいです。本当に皆さんのおかげで5ヶ月間を乗り越えられました。ありがとうございました」とコメントした。
鈴木は「こんなに最高な現場は奇跡的なことだと思っていて、その中にいれたことが本当に幸せでした。話し出すと3時間ぐらいになるんで、きょうはあんまり話さないんですけど、本当に実日子ちゃんがすごかったと思います」と伝え、「実日子!実日子!」とスタッフみんなで掛け声を出して、主演の市川をねぎらった。
平岩は「毎日楽しくて、全部のシーンが楽しくて、すばらしい現場でお仕事させてもらえて幸せでした。高卒で演劇学校通っていた時の自分にタイムリープして『45歳になってもすごい楽しく俳優やってるよ』って伝えてあげたいです。皆さんのおかげです。ありがとうございました」と感謝した。
涙のクランクアップの中で、ワンシーンを残す角田に対して「頑張ってください。応援してます。(角田のクランクアップに)いれたらいるね」と、劇中のせりふのように声をかけると、角田は「それいないやつでしょ!」とツッコミ、場を笑いで締めた。
最終話では、清美は売却される勤め先のホテルに不正取引があることを聞き、幼なじみのはっち、みなぷーたちと、ホテルのオーナー(筒井真理子)と市長(菊地凛子)の不正を暴き、ホテルの売却を阻止して、宇宙人・高橋を救おうとする。高橋自らオーナーの事務所に忍び込み、不正の証拠を手に入れようとするが、オーナーが駆けつけ絶体絶命のピンチに。清美たちは高橋と地元の未来を変えられるのか。