窪塚愛流(21)が15日、東京・代官山蔦屋書店でファースト写真集「Liia」(小学館)発売記念プレス取材会を開いた。
「Liia」は、記念すべき20歳の1年を撮りためた1冊。窪塚は、タイトルの意味を聞かれ「昔、飼っていたワンちゃん。中3で亡くなった」と飼っていた愛犬の名前だと明かした。「(中学生までは)誰かが、きっかけを持ってくれることが多いけれど、自分の決めた高校でフィーリングの合う友達…高校からは自分が選択する。変わった。飼っていたワンちゃんは兄弟みたいだったので、中学卒業、高校卒業し、自分が変わったところをワンちゃんに見て欲しかった」と続けた。
そして「近くにいるような気がするけど、目に見えないじゃないですか? 好きな写真集の名前にすると、読んでもらえると、一緒に居る感じがする。昔飼っていたワンちゃんの名前を付けた、ということ。僕の分身みたいな」と位置付けた。
内容は、生まれ育った神奈川・横須賀や地元の大阪でロケを行った。母校、子供の頃から通った定食屋では普段は見せない素顔のカットが楽しめる。ホテル、街並み、そしてビーチでのサーフィンなど、10代の頃とは違う大人になった姿も封入。182センチの高身長を生かしたファッショナブルなカットも魅力の1つ。また父窪塚洋介(45)がモルディブで撮影した家族旅行写真も掲載。
窪塚は、父が撮影したことについて聞かれると「自分にとって、家族はかけがえがないし、欠かせない。実の父親が(写真を)掲載してくれた意味は、僕にとって一生、変わり続ける意味だろうなと。今は、ただ、うれしい。こんなにも家族が自分のために、今もきつい言葉をくれることが多いけど、愛してくれていると伝えてくれる」と感謝。「父親が撮った写真は、時期によって思いが変わる。自分の心の支えにつながる。今後も写真集を楽しんでいける要素の1つ」と答えた。
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写真集には、父からのメッセージも掲載されているが「正直、親からのメッセージは今日、終わってから見る」と照れ笑いを浮かべた。写真集は家族に渡したといい「昨日、父親…もう少し前に母親に渡しました。『良かったね〜』みたいなの(反応)はある。その次は、聞かせてくれない。今度ご飯を食べる時、ゆっくり聞きたい。LINEより直接、聞きたい」と笑みを浮かべた。
同所で、自身初となる写真集お渡し会イベントも開催する。
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「にこにこ、ぷん」HD画質で配信(写真:ITmedia Mobile)123
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