16日は春の嵐で関東は厳しい寒さ 17日は北日本で大雪のおそれ 春本番いつから?

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2025年03月15日 18:18  日本気象協会

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日本気象協会

16日は春の嵐で関東は厳しい寒さ 17日は北日本で大雪のおそれ 春本番いつから?

16日(日)は西日本〜東日本の太平洋側を中心に雨や風が強まり、荒れた天気となるでしょう。東日本の山沿いでは湿った雪となり、東京都心は日中も6℃くらいとダウンコート必須の厳しい寒さに。17日(月)は道東を中心に大雪のおそれ。18日(火)〜19日(水)は再び広く雨や雪で、九州〜関東でも最高気温は10℃前後と冬の寒さ。春本番はいつから?



●16日(日) 南岸低気圧で「春の嵐」


16日(日)は、前線を伴った低気圧が発達しながら本州の南岸を東へ進む見込みです。いわゆる関東に雪をもたらす「南岸低気圧」ですが、今回は長野県や、群馬県など関東北部の山沿いを中心に(内陸の標高の高い800m以上)湿った雪となるでしょう。午後は次第に雨に変わる予想ですが、峠を越える車は最新の情報を確認し、冬装備を万全に行いましょう。

西日本は午前を中心に雨、関東など東日本は一日雨で、千葉県など警報級の大雨となる可能性も。沿岸部を中心に強風や高波に注意が必要です。関東の雨が止むのは、夜遅くになってからとなりそうです。


●17日(月) 北海道の東部を中心に大雪のおそれ


17日(月)は低気圧が発達しながら三陸沖を北上し、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となるでしょう。北日本と日本海側は雪で、道東を中心に大雪のおそれがあるため警戒が必要です。17日夕方までに予想される24時間降雪量は多い所で、北海道の太平洋側やオホーツク海側50センチ、東北の太平洋側北部山沿い40センチ、東北の太平洋側北部平地30センチです。

また、北日本の太平洋側を中心に風が強く、暴風や猛吹雪で見通しがきかなくなるおそれがあります。外出の予定や移動手段を変更するなど検討してください。やむを得ず車で外出の場合は、車の立ち往生などに備えて防寒着やカイロなど暖がとれる物や飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯、スコップなど、もしもの時に役立つグッズを準備し気象情報、交通情報をこまめに確認して下さい。


●来週中頃も雨や雪 冬の寒さ


18日(火)〜19日(水)頃は、西日本から東日本にかけて強い寒気を伴った低気圧が通過する見込みです。九州〜東北の広い範囲で雨が降り、内陸や標高の高い山では雪が降るでしょう。18日夜から19日朝にかけて、西日本〜東日本では大気の状態が不安定となるため、局地的な激しい雨や落雷、突風、雹(ひょう)に注意が必要です。

来週は西回りで寒気が流れ込むため、九州など西日本では19日(水)頃にかけて、関東など東日本では20日(木:春分の日)にかけて最高気温は10℃前後と、冬のような寒さの日が多いでしょう。


●春本番は20日(木:春分の日)以降か


寒気が抜ける21日(金)からは各地で気温が上昇。22日(土)以降は、西日本〜東日本では20℃以上の所が多く、一気に春本番の陽気となるでしょう。

3月下旬になると、西日本から東日本では、続々と桜の開花ラッシュとなりそうです。日本気象協会の予想では、東京の桜は開花が3月22日、満開が3月28日予想です。そろそろお花見の計画を立てるのも良さそうです。



このニュースに関するつぶやき

  • 2、3日前にいきなり20℃とかなったのに(´・ω・`)また明日寒いのか。まだしばらく冬服が仕舞えないなぁ。
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