がん闘病中の女優、希良梨（きらり）さん（44）が、3月17日までにインスタグラムを更新し、「私の生きた証」を書籍や絵本として残したいという思いから、クラウドファンディングを始めることを発表した。
希良梨さんは闘病生活を振り返り、抗がん剤治療に対しては悔しい思いを「死ぬほど」してきたといい、「本当は、今の気持ちを言うと、抗がん剤治療を辞めたいんです。そのまま自然にこの世を去りたい。それが本音です。もう充分、いろんな経験をさせてもらった。もういいでしょう。私の人生と思っています」と心のうちを明かした。
さらに、これまでは「自分で何かしようと思った事は、今まであんまりなかったように思います」とし、母親の「一生懸命私のそばで頑張る」姿や、周囲の仲間たちから「苦しい中でも楽しんで生きてもらいたい」「だから、生きるのは諦めないで、一緒に頑張ってやっていきましょう」と声をかけられたことで、「頑張って生きてみよう」と思えたといい、クラウドファンディングに挑戦することも決心できたとつづった。
SNSでは「負けずに頑張って！！」「希良梨ちゃんの帰りを待っている人が沢山居る事を忘れないでね」と希良梨さんを応援する声が上がった。
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希良梨さんはインスタ（@kigod23）を通じで闘病生活を公開しており、人生初の坊主頭や、カツラを準備した様子などを発信している。「人生初の坊主にしたよ」と語った日には、「なんだか最初は泣いてしまった」と辛い思いを吐露することも。しかし「今では鏡を通してみる自分は、力強いがん患者のように見えます」と前向きなところを見せている。
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