
経営陣が腐っている会社で、従業員が仕事のモチベーションを保つことはしんどいものだ。投稿を寄せた50代女性は、自身が勤務する会社の驚くべき内情を明かす。
投稿によると、この会社の会長は「自ら、誰でも出来る仕事をし、余裕が無くなり忙しいと言ってキレる」という。さらに問題なのは、従業員に対するえこひいきだ。
「お気に入りでない従業員が休みたいと言っても、いかに自分が忙しいかを宣って終わる。お気に入り従業員にはすぐ休みを与える」
会長は、従業員の当然の権利である有給休暇の取得も妨害してくるようだ。(文:天音琴葉)
有給の意味がわかってない?「籍が入ってない人の葬式は行かせられない」という会長
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お気に入りでない従業員が「世話になった人の葬式に有休で行きたい」と伝えたときのこと。身内の葬式ではない場合、慶弔休暇ではなく有給休暇を取得するのが一般的だ。ところが会長は、
「籍が入ってない人の葬式は行かせられない。慶弔休暇は与えられない」
の一点張りだったという。これに対し、投稿者は「誰の葬式に出ることでも慶弔休暇と思っている」と、会長が有給休暇と慶弔休暇を混同していると指摘する。
そもそも有給休暇は理由に関わらず取得できるもの。会社側が正当な理由なく拒否することは許されないはずだ。
さらに投稿者は、「傷病手当休み中、傷病手当金で働かせる」という信じがたい会長の横暴ぶりも暴露。傷病手当金は、病気やケガで働けない従業員の生活を保障するためのものであり、受給中に働くことは原則として認められていない。支給が停止する可能性もある。会長は制度の趣旨をまったく理解していないようだが、許されることではないだろう。
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社長は7000万円の役員貸付も…会社を私物化?
一方で経営陣にはとことん甘い会社のようだ。
「社長は役員貸付金が7000万、キャバクラ等の接待と称したお金が年間1000万超え。社用車はBMWの1000万超え」
「小さな会社でそうそう接待もないのに、そんな高級車はいらない」と投稿者は憤る。役員貸付金や過剰な接待費も、会社を私物化していると見られても仕方がないだろう。
従業員の権利を軽視する一方で、経営陣が私腹を肥やす有り様に、「この会社ダメだな」と感じているのは投稿者だけではないはずだ。
※キャリコネニュースでは「『うちの経営陣はダメだ』と思った瞬間」をテーマにエピソードを募集しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/KBGTJJ5G
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