ヒトラーが巨大ロボットになって世界征服? まさかの続編『アフリカン・カンフー・ナチス2 逆襲のロボトラー』7月公開[ホラー通信]

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2025年05月14日 23:01  ガジェット通信

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日本在住ドイツ人監督が手掛けた、ガーナを舞台にヒトラーとカンフー青年が対決するという情報大渋滞のトンデモ映画『アフリカン・カンフー・ナチス』にまさかの続編が誕生。『アフリカン・カンフー・ナチス2 逆襲のロボトラー』が7月26日(土)より劇場公開されることが決定した。

ロボトラーとは、“巨大ロボットのヒトラー”を意味するらしい。前作で死んだはずのヒトラー(ドイツ人の監督が“ドイツ人だから”という理由で演じた)が、ナチスの科学力をもって殺人マシーンとして復活。再びガーナから世界征服を狙うという。完全自主映画である本作は、すぐに資金不足の壁にぶち当たってしまったが、クラウドファンディングを実施すると、熱狂的なファンによってわずか数時間という驚異のスピードで目標額を達成した。

監督・脚本・ヒトラー役はもちろん、“アフカン”の生みの親であるセバスチャン・スタイン監督が続投。さらに、前作の東條英機に続く新たな日本人キャラとして、在ガーナ日本大使“雷電(らいでん)”が誕生。相撲パフォーマーとして世界で活躍する元大相撲力士ごっちゃんこが演じるという。

前作は自由すぎるガーナのキャスト・スタッフに翻弄され、完成までの道のりが困難を極めたが、今作でもかなり苦労した様子。前作の主人公アデーが引き続き主役となるはずだったが、撮影直前で俳優と交渉決裂。急遽、アデーの弟・アドーを主人公としたストーリーに変更し、驚異的な身体能力を持ったジョージ・アバイエが主演に大抜擢。撮影わずか1週間前の飛び入り参加ながら、ガーナの映画業界では珍しい熱心な役作りをもってニューヒーローを演じた。

併せて、ティザービジュアルと場面写真が一挙に解禁。ティザービジュアルには、全身が収まりきらないロボトラーの姿が。場面写真の方を見ると、ロボトラーは不思議な部分に頭があり、目からビームを放出している。頭、そこなんだ……。そして新たな主人公アドー、在ガーナ日本大使・雷電など主要キャラクターがお目見え。洗脳されたガーナ・アーリア人と思しき人々の姿も確認できる。

『アフリカン・カンフー・ナチス2 逆襲のロボトラー』
7月26日(土)より、シアター・イメージフォーラム他にて全国順次公開

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