限定公開( 1 )
フィリップ モリス ジャパンが、全国3店舗のIQOSストア「IQOS Signature Café」で提供するマリアージュ体験の新機軸「Sake Marriage(サケ・マリアージュ)」を開始。
第1弾として5月15日から、石川の純米酒「加賀鶴」と、加熱式たばこスティック「テリア イエロー メンソール」のマリアージュを楽しめます。開始前に行われた取材会に参加しました。
取材会冒頭では、フィリップ モリス ジャパン合同会社 コンシューマーPRの甲村晶さんが、今回の「Sake Marriage」概要について説明しました。
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「マリアージュ体験は、IQOSストアで提供するサービスの中でも重要なサービスの一つです」と甲村さん。これまでもお茶やコーヒーなどを組み合わせたメニューを提供してきましたが、今回、ターゲット層である20歳以上の喫煙者に対してさらに理解を深めるべく、アルコールを用いたマリアージュメニューの開発を行ったということです。
5月15日から開始される第1弾では「日本酒マリアージュ」として、石川県「やちや酒造」の手掛ける純米酒「加賀鶴」と、加熱式たばこスティック「テリア イエロー メンソール」のマリアージュメニューが提供されます。
「日本ならではの繊細なお酒と、高品質なテリアの味わいを融合させたことで生まれる、初めての変化をご体験いただければと思います」と甲村さん。今後は毎月2銘柄のテリアと、それぞれの味わいを引き立てる2種類のお酒、フードを楽しめるマリアージュ体験が提供されます。
続いて、フィリップ モリス ジャパン 合同会社 コンシューマーPRマネージャーの高木あゆみさん(=高は正しくははしごだか)と、今回の「Sake Marriage」の監修を務めた国際スペシャルティコーヒー鑑定士/SOPIVA 北欧 ティーアンバサダー/TCL ROASTING FACTORY代表の岩崎泰三さんによるトークセッションが行われました。
「日本らしさを大切にする観点から、日本のIQOSストアで提供するマリアージュには日本酒が最もふさわしいと考えました」と高木さん。数万銘柄に及ぶ日本酒の中からテリアに合う味わいを見つけるのは非常に困難だったといいます。
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「原料米の種類や精米度合いの違いによって生まれる日本酒の繊細な味わいとテリアの味わいの調和を探ることはとても難しく、試行錯誤の連続でした。それぞれの味わいを担保しつつ、さらにクオリティを上げる組み合わせの検証を岩崎さんに依頼し、ディスカッションや試飲を重ねました」(高木さん)
岩崎さんいわく、マリアージュメニューの考案にあたっては、たばこの味わいを要素に分解し、1から組み合わせる形で再構築していくそう。コーヒーの場合は行いやすい一方、すでにバランスが完全に出来あがったお酒に合わせていくのは至難の業だったそうです。
「日本酒の素材や水、土地の繊細なニュアンスをどうテリアに合わせるかが最大の挑戦でした。特にお酒は口の中から立ちあがる香りの成分が非常に強く、これをたばこと合わせていく作業はコーヒーやお茶と比べ物にならないぐらい神経を使いました」(岩崎さん)
今回のマリアージュは、テリア全体に対してではなく、銘柄と日本酒の組み合わせを一対一で考えていった点が大きなポイントだそう。味だけでなく、テクスチャー(口内での存在感や刺激の強さ)にも着目しているのだといいます。
「加賀鶴はスパイシーでハーバルなアタックとキレの良い酸味、すっと消える後味が特徴。『テリア イエロー メンソール』は、非常に繊細で柑橘のニュアンスがあります」と岩崎さん。「『繊細×繊細』の組み合わせで、“素材の奥”を感じていただけたら」と語っていました。
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トークセッションの後は、いよいよマリアージュメニューの試食です。
プレートには「テリア イエロー メンソール」とともに、グラスに入った加賀鶴、そして、ドライトマトとサワークリームをあしらった「スモークサーモン ミニワッフル」が揃っています。
「まず最初に『テリア イエロー メンソール』を味わっていただき、その後に加賀鶴、『スモークサーモン ミニワッフル』と進んでいただくのがオススメです」と岩崎さん。フードから他のメニューへ移る際に、そのつど加賀鶴を挟むことで、よりその風味を満喫できるそうです。さっそくその方法で味わってみます。
「テリア イエロー メンソール」は、ふんわりとやわらかな口当たりのなかに、繊細なシトラスとメンソールの香り。柑橘の爽快感とメンソールの絶妙な浮遊感が合わさり、軽やかな気分になります。
続いて、加賀鶴を一口。「テリア イエロー メンソール」のさわやかな余韻にシャープな酸味と奥行きのある甘さが重なりました。繊細でいてとても芳醇、そしてまばゆい香り。全身が浮き上がるような味わいに、思わず夢見心地になってしまいます。
かたや、トロンとした目つきで手を伸ばした「スモークサーモン ミニワッフル」は、ドライトマトとスモークサーモンのコクにサワークリームのなめらかさが合わさり、やさしい甘さのワッフルに着地する仕上がり。先ほどとは対照的な味のオンパレードに驚きつつ、後味にはさわやかな酸味が残ります。
ここであらためて加賀鶴を一口ふくむと、キレのある酸味がフードのコクをほどよくリセットし、ふたたびさわやかな空気に。さまざまな風味が現れながら、繊細な酸味という共通項をもち、お互い決してぶつからずに「編み込まれた」絶妙さを感じました。
「シトラスの風味を持つ『テリア イエロー メンソール』と、日本酒ながら甘味に寄ることなく、繊細な酸味の世界観を持つ加賀鶴。『繊細な酸味の質感』が共通するこの2つに、サワークリームとサーモンのダイナミックな味が組み合わさります」(岩崎さん)
「マリアージュの体験は『正解のない宇宙』です」と岩崎さん。「今回のメニューをきっかけに『もしかしたら、他にこういう組み合わせもあるかも』というインスピレーションが生まれ、ご自身で探求いただける展開に繋がったら嬉しいです」と語っていました。
「Sake Marriage」は、5月15日より、全国3店舗(札幌、銀座、心斎橋)のIQOSストアで展開。
6月14日までは、今回の「加賀鶴×テリア イエロー メンソール」のほかに、「日本酒×テリア バランスド レギュラー」のマリアージュメニューが提供されるほか、来月以降もさまざまなマリアージュが予定されています。
取材協力:フィリップ モリス ジャパン 合同会社
(天谷窓大)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025051502.html
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