「もともと彼女は“ファンからの誹謗中傷が怖いから”とアイドルとの交際を嫌がっていたので、今度の交際相手と結婚すると聞いて驚きました」(趣里の知人)
5月5日、女優・趣里(34)と7人組ボーイズグループ・BE:FIRSTのRYOKIこと三山凌輝(26)が結婚すると「週刊文春オンライン」で伝えられた。スポーツ紙記者は言う。
「三山さんといえば、俳優としても昨年放送の朝ドラ『虎に翼』(NHK)でヒロインの弟・直明役として脚光を浴びました。注目度が急上昇するなか、先月発売された『週刊文春』では’22年にアパレル会社社長でYouTuberのRちゃん(28)と極秘婚約していた過去も明らかに。さらに彼女に計1億円以上を貢がせて破局したという“結婚詐欺疑惑”まで報じられていたのです」
趣里と三山は今年に入り本格的な交際がスタートしたようだ。
「本来なら5月中にも2人の結婚が発表されるはずでしたが、“文春砲”により頓挫。公表は7月にずれこむことになったそうです」(前出・スポーツ紙記者)
|
|
ご存じ趣里は父・水谷豊(72)と母・伊藤蘭(70)という芸能界屈指のおしどり夫婦の間に生まれ、’11年にドラマ『3年B組金八先生ファイナル』(TBS系)でデビューした。テレビ局関係者は言う。
「水谷さんは『相棒』(テレビ朝日系)の撮影現場に趣里さんを連れてきて、各関係者に紹介しながら“これからよろしくお願いします”と自ら頭を下げて現場を回っていました。
水谷さんは幼少期から趣里さんをとにかく溺愛。娘さんが15歳になるまでは、仕事が休みの日は必ず学校へ行くバス停まで付き添っていたとか。実は水谷さんは趣里さんの芸能界入りを当初は反対していました。しかし、バレリーナになる夢をケガによりあきらめた趣里さんが演技学校に通い、本気で女優を目指すその姿を見て認めたそうです」
■女性関係にだらしない男性を好きに
水谷は’23年に出版した著書『水谷豊 自伝』(新潮社)で、娘の芸能界入りをこうつづっていた。
|
|
《こちらの世界には来ないように言っていたんです。僕も蘭さんも今こうしていられるのはたまたまで、偶然こうなれた。だから、娘にはもっと確実な道を歩んでほしいと思ったのね。この世界って、天国と地獄を見なきゃいけないでしょ。わざわざそこへ行ってほしいとは思わない》
デビューから2年後、趣里は舞台で共演した俳優の田島亮(37)との半同棲が報じられた。
「一人暮らしを始めてから交際するようになったそうです。しかし、田島さんは出演予定だった舞台に寝坊で穴をあけてしまい、公演は中止に。当時、所属していた事務所からも解雇されました。
水谷さんは趣里さんから交際の報告は受けていましたが、半同棲生活までは知らされていなかったとか。父娘は今後について話し合う中で言い争いが増え、最終的に彼女が折れて実家に戻りました。それから間もなく田島さんとは別れましたが、ぎくしゃくし始めた父娘関係は修復できないまま、趣里さんは一人暮らしを再開。より演技にのめり込んでいったと聞いています」(舞台関係者)
実際、趣里は女優として頭角を現していくことに――。
|
|
「デビュー当時、趣里さんは両親の話をよくしていましたが、田島さんとの破局後から話さなくなりました。当時、バラエティ番組に出演する際も、事前に“両親の話はNG”とお達しを出すほどでした」(前出・テレビ局関係者)
そして’23年に連続テレビ小説『ブギウギ』でヒロインに――。
「ここ最近は芸能界で生き抜いてきた両親への尊敬の念が勝り、趣里さんは水谷さんの誕生日には家族でお祝いするように。カラオケにも一緒に行くほど父娘仲は修復したと思われていたのですが……」(前出・スポーツ紙記者)
前出の趣里の知人はこう語る。
「実は田島さんと破局した数年後、ある音楽関係者の男性と“いい感じ”になったのですが、その方も女性関係にだらしのない、いわゆるダメンズで、結局別れることに。心配した水谷さんは“もう音楽関係者はやめときなさい”と彼女にくぎを刺していたといいます。
それから彼女は『しばらくは恋愛も結婚も考えない!』と言って仕事に邁進していました。悲願の朝ドラを完走した後に、三山さんと出会ったのでしょう。最近も彼女はテレビで“父親が理想の結婚相手”と話してはいました。ですが、彼女が好きになる人は、お父さんへの対抗心かと感じるほど、まったく似ていない人を選んでしまうんですよね」
愛を注いでくれたものの、どうしても反発してしまう“恩讐の父”。そんな父が嫌いなダメンズを好きになってしまう娘の心理について、親子カウンセラーの横山真香さんはこう語る。
「ダメンズを好きになる女性の心理には“誰かを支えてあげたい、守ってあげたい”気持ちが必ずあります。それは“自分が必要とされている”という意識を強く感じたいというものです。親が社会的に成功している場合、子供は親が完璧なあまり、“少し抜けてる人のほうがほっとする”という心理も見られます。
本来、幸せや名声は努力を積み重ねてつかみ取るものですから、趣里さんの場合、“水谷豊の娘”と言われながら同じ芸能界にいることは負担だったはず。それが、親の冠なく評価されるようになったことで、“自分の道を切り開く”気持ちが生じたのかもしれません。今回の彼は8歳年下ですから“私が彼を育てたい”といった意識があったのでは。お父さんは心配でしょうが……」
前出の趣里の知人は言う。
「彼女は恋愛ではすぐに燃え上がってしまうタイプで、お付き合いしたらすぐに結婚を意識するほど。今回、ついに決断したのでしょう。それに三山さんはとても人たらしな面があります。スキャンダルがあったとしても、“父も彼なら絶対認めてくれる”と確信しているようです」
本誌は結婚報道後、水谷が近所の歯科に通う姿を目撃した。娘を心配して“歯ぎしり”する彼の気持ちがブギウギする日は来るのか。
動画・画像が表示されない場合はこちら
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。