女子プロレスラーでタレントのジャガー横田の夫で医師、木下博勝氏が15日、自身のインスタグラムを更新。元タレントの中居正広氏(52)が代理人弁護士を通じ、フジ・メディア・ホールディングスとフジテレビが設置した第三者委員会による調査報告書に対し、反論したことを「遅い」と指摘する声について言及した。
木下氏は「中居正広さんの第三者委員会の報告に対する反論について、今になってとか、遅いとか、時期についてのコメントを目にしますので、自分の経験から推測します」と切り出した。木下氏はかつて「文春オンライン」でセクハラ疑惑などを報じられ、名誉を傷つけられたとして運営する文藝春秋と裁判で争い、名誉毀損(きそん)の成立と110万円の損害賠償が認められた経験がある。
「当時僕も直ぐに反論したかったです。証拠も有りましたし、そもそもの背景や流れ等も説明して、理解を求めたかったです」と、当時の思いを明かしつつ、「しかし、周囲からは反対されました。理由は逆効果になるからです。全国の殆どの人は文春を信じているというか、盲信している時期でした。反論は言い訳と解釈されて、更に悪い方向に向かう、と指摘されました。誰が信じるのですか?とまで近くにいる味方と信じていた人からも言われました。悔しい、辛い、絶望感の様な状態になりました。弁護団からも、裁判の過程で不利になる可能性が有るからと止められました。急に攻め込まれたのだから、一旦後退して、反撃の機会を作るべきだと言われました」と反論しなかった事情を説明した。
続けて「僕のケースとは、違うかもしれませんが」とした上で、「個人的には世論も少し落ち着いて、また第三者委員会の報告書を精査して、発表する内容を整えるには、一般の方が思うスピード感よりも、メチャクチャ時間が必要になります。何故ならば、弁護士の仕事は文章に矛盾が無く、足元を掬われない様に、慎重に整えるのです。弁護士の中には、これが出来ていないひとも結構な数いる事も、複数回の裁判を経験して知っています」と説明し、中居氏側の反論が今回のタイミングとなったことについて推測。「今回の中居正広さんの弁護団は、かなりガチで力を入れて出して来たと感じます。勝手にですが、当時の自分の気持ちなんかよりも、ずっとずっと中居正広さんは悔しくて辛いのでは無いかと推測しています。第三者委員会は、回答を出して欲しいですが…」と私見を述べた。
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