結成22年でまさかの“AIアバター”になったNegicco(左から)Kaede、Nao☆、Megu (C)ORICON NewS inc. 新潟在住の3人組アイドルユニット・NegiccoのNao☆、Megu、Kaedeが15日、都内で行われたエクサウィザーズ『AIアバターサービスの記者発表・説明会』に登場した。
【ソロカット】お肌ツルツル!笑顔をみせる現在第2子妊娠中のKaede Negiccoは、2003年に結成された新潟発アイドルユニットで、「にいがた観光特使」を務める。今年結成22周年を迎え、今ではメンバー全員が子育てをしながら活動している。Kaedeは今年4月に第2子妊娠を報告しており、妊娠中のイベント登壇となった。
有名人の音声や映像などの肖像を知的財産(IP)として活用するAIアバターサービスは、営業ロールプレイングなどのB2B用途から、ネット上やリアル施設での案内などのB2C用途まで、幅広い活用が見込まれ、有名人にとっても新たなビジネス接点の可能性があるとされている。
きょう発表されたのは、Negicco、J1サッカーチーム「アルビレックス新潟」が肖像・音声を協力したAIロールプレイングサービス。AIアバターとなったメンバーらが営業ロールプレイングなどに対応してくれる。
AIアバターになった自分たちの姿にNao☆は「今年で結成22年目になるんですけど、こうやって自分たちがAIになる未来がくるなんてびっくりで。そしてそれまで頑張っているっていうことがうれしいです」と感想を話す。
Kaedeは「やっぱり最初は、AIにちょっと怖いイメージというか、信用ならないのかなっていうイメージとかがあったりしたんですけど、最近はさまざまな場面で使われるようになって身近に感じるようになってきました。でも、まだ私のように警戒心がある方もいると思うので、このサービスをぜひ気軽に使ってもらえたらいいなと思います」とアピールした。
もしこんなAIがあったら使ってみたいなと思う場面について聞かれると、Meguは「今2人の子どもを育てながら活動させてもらってるんですけど、いろいろ手一杯の時に愚痴じゃないですけど、AIに『ちょっと疲れちゃったな』みたいな話を聞いてもらいたい(笑)」と語っていた。
イベントにはほかアルビレックス新潟 元選手 取締役 営業本部長 野澤洋輔氏、新潟日報生成AI 研究所 代表取締役社長 鶴間尚氏、エクサウィザーズ 代表取締役社長CEO 春田真氏らが登壇した。