5月14日、お笑いコンビ・かまいたちがMCを務めるトークバラエティ番組『これ余談なんですけど・・・』(ABCテレビ)に大物俳優がゲスト出演。全盛期の驚愕の収入を明かした。
この日の放送では「芸能界の三大不死鳥」として、芸人のチャンス大城(50)、「さらば青春の光」の東ブクロ(39)、そして俳優の梅沢富美男(74)がスタジオに登場。逆境をいかにして乗り越えたかを打ち明けた。
番組冒頭で、2011年に60歳で10億円の借金を背負ったと紹介された梅沢。当時、劇団の座長だった兄・梅沢武生さん(享年60)が、金銭面の管理を任せていたマネージャーに騙されたことで借金を背負い、梅沢が全額肩代わりしたのだという。
弁護士からは兄に破産宣告をさせるよう勧められたが、梅沢は「それはできない。俺が役者になったのは梅沢武生がいたから」と拒否。兄の住んでいる家と母親のために建てたビルを抵当に入れて、残りの約7億円を10年かけて返済したと明かした。
その後、梅沢のギャラ事情がトークテーマになると、1982年に『夢芝居』が大ヒットした際の収入を聞かれ、「本当にホラでも何でもないよ。当時ね、700万円だったんだよ。俺を買うのに。梅沢富美男の公演を買いたくて。1公演」と告白。
|
|
そのうえで、「700万円だったのが、365日中360日仕事やってたからね。それが5年ぐらい続いたから」と述べ、当時の収入が「1カ月で2億1000万、1年で約25億」だったと説明した。
5年で約125億円という衝撃の金額に出演者たちが驚きを隠せずにいると、梅沢は「その代わりに(劇団には)40人から50人メンバーいるわけだから。それ全部支払って。兄弟の家、全部造ってあげてね」と補足し、『夢芝居』の印税についても、「全然入ってこないのよ。5円ぐらいかな? 歌唱印税だから。(作詞・作曲の)小椋佳が相当儲けたって話」と謙遜していた。
しかし、近年はそんな全盛期の収入をさらに上回っているという。
「梅沢さんは2019年、『日曜はカラフル!!』(TOKYO MX)に出演した際、『夢芝居』のときよりも今の方が収入は『MAX』だと明かしていました。当時の梅沢さんは8本のCMにも出演していましたが、それでも収入の柱は舞台だったそうです。自身の劇団については、『何十億ぐらいは収入はあると思うよ』と打ち明けていました。
ほかの役者やスタッフへの給与支払い、舞台セットや衣装の制作費などもあるので、劇団の収入すべてが梅沢さんに入るわけではありません。ただ、この時期に約7億円の借金をわずか10年で返済したことを考えると、現在の年収も数億円はくだらないでしょうね」(芸能ライター)
|
|
動画・画像が表示されない場合はこちら
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。