『サンダーボルツ*』ファンの考察まとめ 『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』にどうつながる?<ネタバレあり>

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2025年05月17日 14:10  クランクイン!

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映画『サンダーボルツ*』場面写真  (C)2025 MARVEL
 マーベル・スタジオの歴史を大きく動かすのではとうわさされる新チームの活躍を描いた映画『サンダーボルツ*』が現在公開中。国内では、公開当日の5月2日に早速SNS上でトレンド第1位にランクインを果たすと、公開3日間で興行収入4億5877万1400円、観客動員数27万821人を叩き出す好発進。全世界でもオープニング興収1億6210万ドル(約231億6600万円)を記録し、週末の世界興行ランキングで堂々の第1位を獲得した。さらに、全米映画批評サイトRottenTomatoesの批評家レビュー(Tomatomater)ではフレッシュ88%、一般観客レビュー(Popcornmater)では94%(5月14日時点)という高評価も獲得している。本作が高い評判を得ている理由には、IMAX用カメラで撮影された白熱のアクションシーン、個性派ぞろいの〈サンダーボルツ*〉メンバーたちが織りなすユーモアあふれる会話劇と、キャラクターたちが心の内に秘めた闇をあざあざと描き出した共感性たっぷりのヒューマンドラマ…とさまざまな要因が考えられるが、中でも、来年全米公開の『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』につながる布石の数々が大きな話題となっている。そこで今回は、『サンダーボルツ*』で見ておくべきポイントにフォーカス! ファンたちの考察と共に、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』とのつながりを紐解いていく。

【写真】MCU新時代が幕開け! 『サンダーボルツ*』場面写真

■セントリーって結局何者…?

 本作は、過去に悪事を犯しながらも、アベンジャーズに代わって世界に襲いかかる危機に立ち向かうことになった、“最強”でも、“ヒーロー”でもない、〈超クセ強な無法者〉チーム〈サンダーボルツ*〉誕生の物語。ブラック・ウィドウ/ナターシャの“妹”で、かつてロシアのスパイ機関で強制的に養成された一流の暗殺者エレーナ(フローレンス・ピュー)や、悪の組織ヒドラに洗脳され、暗殺兵器として利用されていたが、本来の人格を取り戻した孤高の超人兵士ウィンター・ソルジャー/バッキー(セバスチャン・スタン)をはじめ、個性あふれるメンバーたちが、アベンジャーズ全員を合わせた以上のパワーを持つ史上最強の敵・セントリーを前に、“やるしかない!”と集結し、立ち向かっていく――。

 彼らの物語の中で重要な一端を担うのが、謎の男ボブ。実は彼、本作のヴィランであるセントリーという二面性を持ち合わせた人物で、ニューヨーク中に漆黒の闇を生み出し、その闇で人々を瞬く間に消し去っていく…。制御不能なセントリーに、〈サンダーボルツ*〉の面々はどう立ち向かっていくのか? セントリーはなぜ、世界を狙うのか? そこは本編で確認してほしいところだが、そのセントリー(ボブ)を演じる俳優ルイス・プルマンは、すでに『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』への参加が決定しており、セントリー(ボブ)が今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品でも活躍を見せることが確実視されている。普段はボケっとしていてかわいらしささえ感させるが、一歩間違うと世界を脅威にさらしてしまうほどの危うさを抱えるボブ。どちらに転ぶか分からない彼の今後について、SNS上では「ドゥームズデイ以降、サンダーボルツ*のピンチに再びセントリーが登場することに期待」「セントリー即戦力にはなりそうだけど、自分のヴォイドを掌握できてないのはネック…敵か味方か」「セントリー強すぎるから、ドゥームズデイでは活躍少なかったりして(笑)」と考察合戦が炸裂。彼は『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』にどう関わってくるのか? 今後どうなっていくのか? 今後の展開にも期待がかかる。

■「*」の意味とは――

 過去に悪事を犯した〈超クセ強な無法者〉たちで構成された新チーム〈サンダーボルツ*〉。史上最強の敵セントリーに果敢に立ち向かっていく彼らだが、ある1名以外を演じるキャスト陣は、すでに『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』への参加が決定している。映画公開前から、彼らのチーム名、そして映画タイトルにつく「*(アスタリスク)」の意味するものに対して考察合戦が繰り広げられる中、ついに先日、その正体を公式からも発表! なんと、〈サンダーボルツ*〉の新チーム名が〈ニュー・アベンジャーズ〉だというものだった…! なぜ〈サンダーボルツ*〉が〈ニュー・アベンジャーズ〉と言われているのか!? その理由は『サンダーボルツ*』本編で明かされるので、その目で確認してほしいところだが、“アベンジャーズ”としっかり銘打っているところから察するに、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』に彼らが大きく関わってくるに違いない。そんな彼らの今後について、SNS上では「ニュー・アベンジャーズ、ドゥームズデイの要になってくるんだろうな」「初代アベンジャーズより親近感沸くから応援したいけど、ドクタードゥーム相手はさすがにきつそう…」などと考察されている。アイアンマン、キャプテン・アメリカほか、世界中の人々の希望となってきた〈アベンジャーズ〉に代わる存在に彼らはなれるのか!? 彼らの今後にも注目したいところだ。

■謎のCIA長官“ヴァル”は今後どうなる…!?

 〈サンダーボルツ*〉結集の鍵を握っていたのが、謎の多きCIA長官ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ――通称“ヴァル”。これまでも、エレーナやジョン・ウォーカーの前に突然姿を見せ、暗躍してきた過去がある彼女。姉を失ったエレーナに一度は復讐を決意させたのも、すべてを失ったジョン・ウォーカーに“U.S.エージェント”としてやり直すキッカケを与えたのも、実は彼女だった。そんな彼女が本作でまたもや大活躍。〈サンダーボルツ*〉の人生をかき乱していくことに――。そんな彼女を演じるジュリア・ルイス=ドレイファスもまた、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』への出演が決定している。彼女は今後のMCUにどう関わっていくのか? SNS上では「ヴァルを含む『サンダーボルツ*』の主要キャラクター、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』で全滅するんじゃないかな」「ヴァルは、実はドクタードゥームの協力者か手下なのでは」とうわさされている。物語を大きく動かすシーンで登場しがちなヴァル。まだまだ気になる人物だ。

■エンドクレジットでのサプライズ!

 毎作品、エンドクレジットにもサプライズ満載で、世界中を喜ばせ続けているMCU作品。本作のエンドクレジットでは、7月25日日米同時公開予定の『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』につながると予感されるとある演出が施されているという――。『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』といえば、『サンダーボルツ*』の次に控える一作で、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』前ラストとなるマーベル・スタジオ劇場公開作品でもある。SNS上では「『サンダーボルツ*』の次は『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』。どちらも絶対逃しちゃだめなやつ」「ようやくMCU新時代が幕開け」との声が。『サンダーボルツ*』は、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』に向けて見逃せない一作となっている。

 映画『サンダーボルツ*』は公開中。
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