【陸上】ウクライナの妖精マフチフ「ベストを尽くしたい」パリ金メダリストが4年ぶり東京に降臨

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2025年05月17日 21:29  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

陸上セイコー・ゴールデングランプリの前日会見に出席したマフチフ(日本陸連提供)

国内外のトップ選手が集う「セイコー・ゴールデングランプリ(GGP)陸上2025東京」(日刊スポーツ共催)が18日、東京・国立競技場で開催される。


17日は同会場で前日会見が行われ、女子走り高跳びで24年パリオリンピック(五輪)金メダルのヤロスラワ・マフチフ(23=ウクライナ)も出席。銅メダルだった21年東京五輪以来の国立の舞台に「前回は新型コロナウイルスの感染拡大もあって無観客だったため、ファンに直接見てもらうことができなかったけど、今回は信じられないくらいのパフォーマンスでエネルギーを与えたい」と意気込んだ。


今月9日には自身の世界記録まで8センチと迫る2メートル2を記録。連覇がかかる9月の世界選手権東京大会へ「良いスタートを切りたい」と好記録を狙う。


母国ウクライナが22年からロシアの軍事侵攻を受ける中、自国のファンからの「跳んでくれてありがとう」というメッセージを心の支えとしてきたという。「母国は闘っている。自分が活躍している姿を見せたい。スポーツや芸術といった分野にとっては厳しい時期ではあるが、ベストを尽くしたい」と思いを口にした。

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