
ダイソン創業者 ジェームス・ダイソン
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「ダイソン(Dyson)」が、同社の最新テクノロジーを搭載した最新軽量コードレス掃除機「ダイソン ペンシルバック フラッフィーコーンズ(Dyson PencilVac Fluffycones™️、以下ダイソン ペンシルバック)」(オープン価格)を発売した。世界展開に先駆け日本国内のダイソン直営店およびダイソン公式オンラインストア、家電量販店で順次取り扱っている。
同モデルは、日本の住環境や掃除習慣の研究・観察に基づき開発された、本体質量1.8kg、直径38mmの“世界で最もスリム”な設計のコードレス掃除機。ダイソン史上最もスムーズに動き、横幅の狭い場所だけでなく、本体を床に対してフラットに寝かせることができるので高さ95mmの隙間も掃除できる。発表会に登壇したダイソンの創業者ジェームズ・ダイソン(James Dyson)氏は、「日本は高度なテクノロジーを“小型化”することが最も評価される市場だと考えている。だからこそ、掃除機やドライヤーに続き、このダイソン ペンシルバックも日本を皮切りに発信をしていきたい」と説明した。
◆髪の毛が絡まらない新開発のクリーナーヘッド
ダイソン ペンシルバックの大きな特徴は、新開発の「Fluffycones™️クリーナーヘッド」。前後に配置された2本のブラシバーに合計4つの円錐形ブラシを搭載し、前方と後方のブラシを逆方向に回転させることで、吸い込んだ髪の毛を絡めずに排出し、優れた集じん性能を発揮する。ブラシは床面を滑るように動き、最小限の力で全方向へ移動でき、柔らかなスクリューブラシの左右のエッジが本体外側にわずかに張り出す設計により、家具や壁を傷つけることなく隅々まで掃除が可能となった。クリーナーヘッドの前後にはライトを備え、微細なホコリを照らして確認することができ、本体には隙間掃除用ノズルと、マットレスやソファに入り込んだハウスダストや毛髪、ペットの毛を除去するスクリューツールが付属する。
◆小型なのにパワフルな新型モーター
38mmのスリムな本体を実現するために、500円玉硬貨とほぼ同じ直径28mmの小型モーター「Dyson Hyperdymium 140k モーター」を開発した。同社のドライヤー製品に使用されているモーターと同サイズだが、同社の掃除機においては最小かつ最速のモーターで、毎分最大14万回の高速回転を達成。従来モデルと比べて出力密度が34%向上し、より強力な吸引力を実現する。ダイソン氏は「F1のジェットエンジンの回転数は1分間で約16万回と言われています。このような小型の電気モーターで14万回の回転を実現できたのは、まさにブレイクスルーと言えるでしょう」と自負する。
◆その他の特徴:ホコリが舞わないゴミ捨て、ダイソン掃除機初のアプリ連動
また、吸引したゴミを圧縮しながら集める構造により、実容量0.08Lの約5倍となる0.4Lのゴミやホコリをためられ、本体上部に圧縮されたゴミを押し出す際、フィルターメッシュに付着した汚れも同時に落とすことができる。加えて、ゴミ箱の奥深くにゴミを捨てられるため、ホコリの舞い上がりを抑えられる。
このほか、ダイソン ペンシルバックは、ダイソン掃除機史上初めてMyDysonアプリと接続することが可能。アプリを通じて、運転モードの設定やメンテナンス時期・方法についてなどを確認することができる。なお、製品本体にも液晶ディスプレイを搭載しており、掃除中の運転モードと残りの稼働時間が表示される。
◾️ダイソン:公式サイト