
「テント泊登山」は、自然の中で一晩を過ごす非日常の体験が魅力。その一方、装備には快適さと安全性が求められ、持ち物ひとつで山行の充実度が大きく変わってきます。
そこで今回は、登山経験豊富な筆者がテント泊登山に「持っていって良かった」と感じたアイテムを厳選してご紹介。テント場での快適さや移動中のストレス軽減につながる実用的なアイテムを集めました。
●テント泊登山に持っていって良かったもの:キャリー・ザ・サン ソーラーランタン
テント泊を始めてからずっと愛用していて、絶対に欠かせないアイテムです。電池不要のエコ設計で、日中にザックにぶら下げておけば、夜にはテント内(1〜2人用テントを想定)をしっかり照らしてくれます。
|
|
明かりはウォーム・クール・レインボーの3色から選べ、読書や荷物整理、食事の準備など、テント内での細かな作業も快適に行えます。筆者のおすすめはウォーム。山小屋のような温かみのある空間を作ることができます。
たたむと厚さ約1cmになるため、バックパックの隙間にもすっきり収納。耐水・耐衝撃性にも優れており、悪天候や移動時の衝撃にも対応します。登山はもちろん、停電時やインテリアライトとしても活躍する万能アイテムです。
●テント泊登山に持っていって良かったもの:ゼロシューズ アクアクラウド
長時間の行動を終えた後、足を休めるサンダルがあると、心身ともに軽くなります。
ゼロシューズの「アクアクラウド」は、そんなリラックスタイムを快適にサポートする軽量サンダルです。片足わずか147g(27cm)と軽量で、かさばらないためバックパックにも収納しやすいのが特徴です。
|
|
極薄ソールは、大地の感触を直接感じられるミニマルな履き心地を提供し、まるで素足のような開放感を味わえます。「クラウド=雲」の名にふさわしく、ベアフォームのクッションがヒールまでしっかり入っており、ふわりとした踏み心地がやみつきになります。
ぬれた地面でも滑りにくいソールを採用しているため、ぬれたテント場でも安心して歩けます。軽さ・快適さ・携帯性を重視する登山者にぜひ試してほしいアイテムです。
●テント泊登山に持っていって良かったもの:ネイチャーハイク ダウンパンツ
標高の高い山でのテント泊は、夏でも朝晩はひんやりと冷え込みます。特に3000m級の山では気温が一桁台になることも珍しくありません。このような環境下では、ダウンパンツを着用することで、寒さによる睡眠の質の低下や朝の動きづらさを軽減できます。
ネイチャーハイクのダウンパンツは、中綿に800フィルパワーの上質ダウンを90%使用しており、軽量ながらも優れた保温性を長時間持続させます。
|
|
表地は防水性・耐久性に優れたナイロン素材で、冷えたテント場の地面に腰を下ろしても安心。ショッピングサイトでは8000円前後から購入でき、コスパにも優れています。
加えて、丸洗い可能で衛生的に保てる点や、収納袋付きでコンパクトに持ち運べる点も魅力です。