“音を出すニット“、大阪・関西万博でZOZOが披露 「音が布から湧き上がる」

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2025年06月13日 12:21  ITmedia NEWS

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展示イメージ(出典:ZOZO NEXT、以下同)

 ZOZO NEXT(千葉県千葉市)とPoiesis Labs(京都府京都市)は6月13日、テキスタイルに圧電性フィルムを埋め込んだ「ニットファブリックスピーカー」を2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に出展すると発表した。


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 島精機製作所(和歌山県和歌山市)の先端編み技術を用い、様々な和柄をあしらった立体的なニット生地を製作。透明電極を使用する圧電性フィルムを組み込んだ。


 音の指向性を自在に設計できるのが特長で、複数の部位を同時に制御・振動させることで立体的な音場を作り出す。あたかも「音が布から湧き上がる」ような体験ができるとしている。


 大阪・関西万博では、7月14日から7月20日まで、関西パビリオン内の京都ゾーンに「紋響」という名称で展示する。テーマは“禅”だ。


 ZOZO NEXTの中丸啓ディレクター(ZOZO NEXT MATRIX本部 IoT/Textile部)は「生地の特性に合わせた視覚と音響特性を実現した。ぜひ会場で禅を題材とした空間を体感してほしい」としている。



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