
空き巣の犯人は中学生だった。婚約指輪まで盗まれてしまい――。そんな衝撃的なエピソードが千葉県の60代女性から寄せられた。(文:長田コウ)
女性は「20年も前の話ですが」と前置きし、次のように書いた。
「小学校の学校給食で働いていた頃、小学6年生の次男に鍵を持たせていました。友達の家で遊んでいた時に首から掛けていた鍵を外してしまったようで、その鍵を2つ上の中学生が盗んだようです」
「罪には問えないので被害届は出さないで欲しい」
後日、夫が昼過ぎに仕事に出かけようとした時だった。庭で放し飼いにしている犬が吠えたため、玄関を見るとそこに例の中学生がいたのだ。夫は、2階の窓から「何やっているんだ、まだ学校の時間だろう」と声をかけた。
|
|
一度は退散したようだが、しかし、夫が出勤すると盗んだ鍵で自宅に入り込んだ。
「ピアノの上に置いてあった私の婚約指輪やアクセサリー、長男の部屋のBB弾やエアガン等を盗んだようです」
その後、警察から聞いた話だと、例の中学生は女性宅の前に既に2件空き巣に入っており「数万円の現金を盗んだ後」だったという。完全に常習犯だ。
さらに、続けてこう言われた。
「14歳未満の為、罪には問えないので被害届は出さないで欲しい」
|
|
中学校にも電話をしたが、結局、本人の親は一度も謝罪に来なかった。女性は、憤りを隠せない様子だ。
「『この親ありてこの子あり』って事でしょうか?」
いくら中学生であっても、見知らぬ人間が自宅に勝手に侵入して盗みを働くのは許しがたい。どうすればよかったのだろうか。
※キャリコネニュースでは「スリや置き引き、盗難被害に遭ったことがある人」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/7ZGWQSQ8
|
|