年間最優秀選手賞候補に選出された田中碧と岩田智輝 [写真]=Getty Images イングランドのプロ選手を会員とする労働組合であるPFA(プロフェッショナル・フットボーラーズ・アソシエーション)が18日、2024−25シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)における年間最優秀選手賞の候補者6名を発表し、リーズに所属する日本代表MF田中碧が選出された。
昨年8月にデュッセルドルフからリーズに移籍した現在26歳の田中は、加入以降すべての公式戦に出場し、リーグ戦は43試合出場で5ゴール2アシストを記録してリーグ戦制覇に大きく貢献。この活躍からチャンピオンシップのチーム・オブ・ザ・シーズン(年間ベストイレブン)に選出されたほか、リーズの選手投票によるチームの年間最優秀選手賞と年間最優秀ゴール賞などを受賞している。
そんな田中はPFA会員によってチャンピオンシップ年間最優秀選手賞の候補者に選出。公式サイトでは「田中碧はイングランドフットボールでのデビューシーズンで素晴らしい活躍を見せ、ダニエル・ファルケ監督率いるチームでエネルギッシュな中盤の要として活躍した。シーズンを通して5ゴール2アシストを記録した」と選出理由が綴られている。
また、同日にはEFLリーグ1(イングランド3部)における年間最優秀選手賞の候補者6名も発表され、同リーグ優勝に貢献したMF岩田智輝が選出。昨年8月にセルティックからバーミンガムに完全移籍した岩田はリーグ戦40試合出場で6ゴール1アシストを記録し、公式サイトでは「彼はクラブでの初シーズンに中盤で目覚ましい活躍を見せ、PFAの会員からも高く評価された」と記されている。
なお、PFA会員である選手によって選出される受賞者は8月19日に行われる第52回PFAアウォーズで発表される。チャンピオンシップとEFLリーグ1の年間最優秀選手賞の候補に選出された選手は以下の通り。
■チャンピオンシップ
田中碧(リーズ)
ボルハ・サインス(ノリッジ)
ダニエル・ジェームズ(リーズ)
グスタヴォ・ハーメル(シェフィールド・ユナイテッド)
ジェームズ・トラッフォード(バーンリー)
ジョシュ・ブラウンヒル(バーンリー)
■EFLリーグ1
チャーリー・ケルマン(レイトン・オリエント)
デイビス・ケイラー・ダン(バーンズリー)
ジェイ・スタンスフィールド(バーミンガム)
クワメ・ポク(ピーターバラ・ユナイテッド)
リチャード・コネ(ウィコム・ワンダラーズ)
岩田智輝(バーミンガム)