2年目の意気込みを語った山戸穂乃葉 (C)ORICON NewS inc. 俳優の山戸穂乃葉が19日、東京・新国立劇場にて行われたミュージカル『魔女の宅急便』ゲネプロ前会見に出席し、キキ役2年目を迎えての意気込みを語った。
【集合ショット】役写真でふんわか笑顔!おてふりする黒田光輝&山戸穂乃葉 本作は、原作40周年となる記念すべき年に5度目の上演を迎える。主演のキキ役は2024年公演に引き続き山戸、そしてキキの相手役となるトンボ役には新キャストとして黒田光輝が出演。キキの母であるコキリ役には生田智子、キキが居候するコリコの街のパン屋のおかみさんおソノ役は白羽ゆり、おソノの旦那さんフクオ役には、お笑いコンビ・ライセンスの藤原一裕が、前作に引き続き出演する。そしてキキの父オキノ役は神田恭兵が初挑戦する。
東京公演に先駆け、カンパニー初となる海外公演が実現。5月に『マカオ芸術祭』(マカオ政府観光局主催)にて全4公演を上演、チケットは全公演ソールドアウトでおよそ4000人が観劇し、全公演でスタンディングオベーションが起こるほどの大盛況で幕を閉じた。
大和はキキ役続投について「新鮮な気持ちをもって挑みたい」と意気込む。昨年の公演を駆け抜けたことで、「セリフの言い方が決まってきてしまっていて」と吐露。「決まった言い方をやめて、はじめの頃を思い出していろんな言い方で演じたい」と明かした。
母コキリを演じた生田は、山戸について「去年初めて会ったときはどうなることかと思った」と冗談交じりに振り返りつつ「去年もしっかり演じてくれたんですけど」と前置きし、「キキの気持ちを上手に演じてくれていますし、毎回新鮮に舞台の上で親子として演じてくださっています」と笑顔。「本当うそじゃなく、毎回新鮮なんですよ」と強調した。
おソノ役の白羽は「まっすぐなピュアな姿を見ていて、先輩として見守っていけたらいいなという想いがある」と山戸へ優しいまなざしを向け、「お稽古場で、キキちゃんが寝ている姿を見て、泣いてしまって芝居できなくなった」と振り返った。
公演は、きょう19日〜29日に東京・新国立劇場 中劇場にて上演される。
会見にはほかに、俳優の山戸穂乃葉、少年忍者・黒田光輝、生田智子、神田恭兵、ライセンス・藤原一裕、白羽ゆりが参加した。