俳優阿部寛(60)が19日、都内で行われた、日本・台湾共同製作の主演映画「キャンドルスティック」(7月4日公開)ジャパンプレミアに登壇した。
菜々緒(36)とともに客席通路に登場。大歓声を浴びながらステージに上がった。初共演で恋人役を演じ、阿部は「うれしかったですよ。最後のシーンで…だめだ」と早々にネタバレしかけて、笑いを誘う場面も。菜々緒は「もう大先輩ですので。恋人役という近しい関係でうれしかったです」と笑顔でうなずいた。
「キャンドルスティック」は作家・川村徹彦氏の小説「損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー」の実写化作品。阿部は、わなにはめられ全てを失った元・天才ホワイトハッカー野原を演じる。
同作にちなみ「AIに相談したいこと」を聞かれた阿部は「こういうお仕事をしているといつも何をしゃべろうとか、気の利いたことを言えないんですよ」と悩みを告白。「ほかの方々を見ててすごいなと思うんです。そういうときに気の利いたことを言えるようAIに相談したい」と苦笑いした。
さらに「だました/だまされたエピソード」を求められると「あまり良くないんですけど…。子どもの頃に母をだましました」と回答。「釣りざおの先にゴムでできたゴキブリ(のおもちゃ)を付けて、こたつの中で隠しながら引っ張った。母親は大きな声を出して新聞を丸めてバンって。子どもながらにやったなと思いました」と照れ笑いし、会場を和ませた。
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