
阿部寛さん、菜々緒さん、アリッサ・チアさん、サヘル・ローズさん、津田健次郎さん、リン・ボーホンさん、YOUNG DAISさん、米倉強太監督が、映画「キャンドルスティック」ジャパンプレミアに登壇しました。
【写真を見る】【阿部寛】菜々緒との共演に「うれしかった」 興奮のあまりラストシーンをネタバレ寸前 “ダメだわ” 全員大爆笑
映画タイトルの「キャンドルスティック」とは、金融商品の価格変動を視覚的に表した、価格チャートの形式を指します。刑務所を出所した元ハッカーの野原(阿部寛)は、自分と同じように数字に色がついて見える感覚を持った杏子(菜々緒)と出会って恋仲に。杏子と平穏な日々を過ごす野原は、台湾の起業家リンネ(アリッサ・チア)から、ある計画の参加を持ちかけられる。それは、平成から令和に元号が変わる2019年5月7日に、金融システムの混乱を利用して巨額の金を奪うというものだった。野原たちが計画を進める一方、イラン人ハッカーもある計画を練っていた…というマネーサスペンス映画となっています。
主演の阿部さんは本編の感想を求められ、 “最初に脚本を読んだときは正直、株とかFXの話だからあまりイメージが湧かなかったんですけど、出来た作品を見て、僕みたいにあまり詳しくない人でもその世界がわかるような作品になっていて、世界6都市の話なんですけど、今まで見たことがない合作というか、すごく見ていて心地よかったです。通常は日本的な演技を求めがちだけど監督はそれをしなかった。そういう融合が、新しい合作が出来たなと思いました” と笑顔で語りました。
米倉監督も、 “皆さん文化も違うので、あまり日本的な感覚を押し付けるよりは、それぞれの国の方にお任せして、それをこちらが受け入れることを意識していました。阿部さんにそう言われると、すごくうれしいです” と語りました。
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そして阿部さんは “今回、イランの撮影もあったんですけど、あっち(イラン)の映画に見えるんですよ。「あれ、これ日本の監督が撮ったのかな?」って言うシーンもあったし、アメリカはアメリカのユーモラスな雰囲気がたくさんあって、その融合がすごくうまくはまっている” と見どころを語りました。
菜々緒さんは、 “脚本と監督のすばらしさで、スピード感のある作品になりました” と語り、 “これだけ演技派の皆さんですけど、私としては、皆さんの「目」が印象的な作品だったなと思う作品なので、ぜひみなさん「目」に注目してご覧ください” と見どころについて語りました。
また、阿部さんとの共演について聞かれると、 “大先輩なので、今回ご一緒させていただき、しかも今回、恋人役という近しい役なので、とてもうれしかったです” と語りました。すると阿部さんは、“いやぁ〜、うれしかったですよ。最後のシーンで…” と語り始めると、司会者が “最後のシーン、急に言うんですか?大丈夫ですか” と、ネタバレを危惧しあわててフォロー。阿部さんは “…ダメだわ” と語り、隣の菜々緒さんは大爆笑。司会者も “ダメですね、ビックリしました。最後のシーンから急に言う人いないですよ” と突っ込んで、会場は大爆笑に。
気を取り直した阿部さんは、“まぁ、そういうシーンがあるんですが、…とってもうれしかったですね” とまとめました。
作品内容にちなみ、「AIに頼りたい事」を聞かれた阿部さん。“こういう仕事をしていると、例えばこういう場で何かしゃべりを要求されることが多いけど、気の利いたことが言えないので、他の方々を見てると「すごいな」と思うんだけど、そういうときに気の利いたものをAIに相談したいなと思いますね” と答え、さんざん会場を沸かせている阿部さんに、隣のアリッサさんが笑みをこぼしていました。
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【担当:芸能情報ステーション】