なんで連絡はLINEじゃなくてインスタのDM?無加工なのにBeRealはなぜ人気?イタい顔文字って何?現役JKにSNSのリアル事情を聞いてみた(^_-)-☆

0

2025年06月20日 11:00  Pouch[ポーチ]

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Pouch[ポーチ]

写真


我が家にはZ世代ど真ん中ともいえるJK(女子高生)の娘がいるのですが、40代の自分とは違うところがいろいろあって、ジェネレーションギャップを感じることもしばしばです。

その中でも驚くことの1つが「SNSの使い方」

なんで友だちとのやりとりはLINEじゃなくてインスタのDMなん?インスタに投稿を残さないのはなんで? 「BeReal」はなぜ人気?OKな絵文字とNGな絵文字の違いがわからん!

……などなど、日ごろから不思議に思っていたことを娘に聞いてみました

【Z世代のリアルSNS事情】

ではさっそく、40代(X世代)私と10代娘(Z世代)とのやりとりを紹介します。

■40代の私は知り合った人に連絡先を聞くなら、まずLINE。そのあとのやりとりもLINEが主流。でも10代娘は初めにインスタを聞いて、やりとりもインスタのDMが多い。これってなんで?

娘:LINEよりインスタのほうがつながるきっかけが作りやすい。インスタのストーリーをまとめたハイライトを見て「え、何それかわいい!」みたいなメッセージをDMで送って、そこからDMがポンポン始まる、みたいなのも多い。

とのこと。初対面の人とつながるのも「LINE交換しよ」じゃなくて「インスタ交換しよ」が主流。というのも、インスタは相手の投稿や共通の知り合いも見れるし、投稿から相手がどんな人なのかわかりやすいから連絡をするのもハードルが低いんだとか。

いっぽう、LINEはよほど親しくなった人とだけやりとりするもの、という認識があるためインスタではつながってるけど実はLINEは知らない、なんて子もけっこういるんですって。

■インスタのアカウントは作ったけど、あんまり投稿しないよね。なんでハイライトだけに残してるの?

娘:みんな作っているから、っていう理由で自分もインスタのアカウントを作った人も多いかな。でも、あまり親しくない人や先輩とか知らない男子などもどんどんフォローしてくるから、そこに自分のことを投稿するのは気まずい。そういうときは「親しい友達」リストで、親しいコたちだけに制限して見せることはある。

とのこと。そもそも、ハッシュタグも使ってちゃんと投稿することが “ガチな活動” すぎるイメージがあるそう。だから、ストーリーを集めたハイライトだと思い出をパッパッと気軽に見れるし残せるため、ほとんどの子は投稿しないで、写真残したい子はハイライトにめちゃくちゃ残してるんだとか。なるほど……。

■SNSの「BeReal ※」はまだ人気?40代私のまわりではあんまり話を聞かないんだけど、なぜ10代の間では流行ってるの?

※毎日1回ランダムな時間に通知が届き、2分以内にリアルタイムで自分と周囲の写真を共有するアプリ

娘:インスタはけっこう “映え” を気にして写真を残したりするじゃん? でもBeRealは無加工でしか載せれないから、ガチの自分や友だちのリアルな生活を見れる。家でダラダラしながら鼻ほじってるような写真で、「こんな生活なんだ〜」みたいなのが丸わかりになる。それがおもろい。

とのこと。名前の通りリアルな自分を見せられるSNSのためか、娘は本当に心を許している親しい人とだけ少人数でやっているそう。それでも30人くらいはいるみたい……!

■一時期「おじさん構文」とか流行ったけど、若い子にとってOKな絵文字とNGな絵文字の違いがわからない。

娘:NGなのは赤いビックリマーク「‼️」と、あと歯を出してる顔の絵文字「😆」。歯が出てる顔の絵文字は全部イタい。ぴえん「🥺」もダメ。じゃあどれならいいのじゃなくて、そもそも絵文字を使わないのがいちばん。ただ、前までは赤いビックリマークとか顔の絵文字とかキモかったけど、最近のJKは逆におもろ可愛いってなって、あえて使ってるとこあるよ。でも、男の40代とかなら絵文字を1個も使っちゃいけないと思う。

めちゃくちゃリアルな回答をいただきました(笑)。絵文字の使い方……難しすぎる!

【なるほどね〜なことがいろいろ】

以上、現役Z世代のリアルなSNS事情についてご紹介しました!

わからなかったことも、詳しく聞いてみると「なるほど〜」と思える理由がいろいろ。SNSネイティブ世代として、彼らなりの使い方でSNSとうまく共存していることがわかりました。「歯が出てる絵文字は全部ヤバい」だけは今もあまり腑に落ちないけれど……!!

もし私と同じような疑問を抱いていた大人世代の皆さんにとって、今回の聞き取り調査が参考になれば幸いです。

執筆:鷺ノ宮やよい
Photo:(c)Pouch

    ランキングIT・インターネット

    アクセス数ランキング

    一覧へ

    前日のランキングへ

    ニュース設定