1200人超が回答!値上がりが続く米、消費量は減りましたか?結果は意外に…<ママのリアル調査>

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2025年06月26日 09:30  ママスタセレクト

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お米の価格高騰が続いています。日々の食卓に欠かせない日本の主食だからこそ、家計への影響を実感しているママも多いのではないでしょうか。そこで今回ママスタセレクトでは「家庭のお米の消費量は減りましたか?」というアンケートを実施しました。選択肢には「はい(減った)」「いいえ(減らない)」の2択を設定。1,200人を超えるママたちが回答を寄せてくれました。なぜ減ったのか? なぜ減らせないのか? それぞれの理由に迫ります。

お米の消費量が「減った」と感じるママたちは……?



202505_米の消費量について
アンケートの結果では「はい(減った)」と回答したママが26.3%、「いいえ(減らない)」が73.7%と大きな差がつきました。大多数はこれまでと変わらずお米を消費しているそう。一方で、4人に1人以上がお米の消費量が“減った”という実感を抱いています。まずは少数派の「はい(減った)」と答えたママたちのコメントをみてみましょう。

麺類やパンに置き換え


多く聞かれたのが、麺類やパンに置き換えた、という声です。
『お米が高いので、うどんやパスタの日が増えました』
『小麦粉を常備して、お好み焼きやホットケーキを作り置き(焼いて冷凍)している』
『夕食にパスタを出すことが増えた。本当はお米をしっかり食べたいのに』
「朝はパンやシリアル率が増えた」というママも。これまで朝食は和食と決めていた家庭が、洋食に切り替えたケースもありそうですね。

健康面を考えて脱お米!

『夫婦で糖尿病の家系なので、健康と家計を考えて麦飯にしました。健康診断の結果も良くなって一石二鳥』
『夫婦でダイエットをはじめたのでお米はやめた』
お米の価格高騰を機に思い切って「お米を食べない」とシフトチェンジに踏み切った家庭もありました。

節約術を駆使してお米の消費を減らす


お米の量を少しでも減らすための工夫も聞かれました。
『もち麦を混ぜてかさ増ししている』
『一合分をもち麦や玄米に変えて炊くことで、白米を減らしている』
白米にもち麦や玄米を混ぜて炊き、かさ増しに成功している家庭もあります。もち麦は栄養価も高いので、健康面でのメリットも期待できますね。
参考:農林水産省|消費者の部屋|もち麦にはどのような特徴がありますか

価格高騰してもお米の消費量は「減らない」家庭の事情


お米の価格が上昇するなかでも、7割以上の家庭では消費量は減っていません。そこには切実な理由がありました。

成長期の子どもがいて減らせない、減らしたくない

『子どもが育ち盛りなので減らしたくない』
『高校生男子が2人いるので、食べ盛り』
『子どもたちがお米大好きで、スポーツもするのでお米は減らせない……』
成長期や食べ盛りの子どものいる家庭ではお米の需要は“減らない”のではなく、“減らせない”のが実情なのでしょう。「子どもの成長とともに、お米の消費量が増えていく。この先が怖い……」といった本音も聞かれます。

お米が好きだから

『やっぱりお米が好きだから』
『高くても食べたいから』
どんなに高くてもやっぱりお米が食べたい! こう考える人も少なくないようです。お米好きの人にとっては死活問題ですからね。

お弁当需要の増加

『旦那の職場の食堂が大幅値上げで、お弁当を持っていくようになったから』
『高校生男子が2人。お弁当2人分に加えておにぎりも持っていっている』
お弁当に欠かせないご飯。家庭での食事に加えてお弁当が必要となると、お米の消費は増えるばかりでしょう。

農家の実家や義実家・ふるさと納税のおかげで買う必要がない


年間を通して安定してお米を手に入れることのできる家庭も一定数あるようです。
『実家がお米を作っていて買う必要がないから』
『両親、義理両親ともに米農家』
「実家が米農家で、草刈りを手伝う代わりにお米をもらっている」というママも。労働力を提供する代わりに、現物支給してもらうといったところでしょうか。
『ふるさと納税で頼んでいるから変わらない』
「ふるさと納税を利用してお米を調達しはじめた」という声も聞かれました。皆さん涙ぐましい努力で、何とかお米を手に入れようとしていることが伝わってきます。
米の消費量

本当は減らしたくない。けれど……


今回のアンケートでは4人に1人のママが「減った」と回答しましたが、積極的に減らした人は少なく「高くて買えない」「節約のために仕方なく」という声が多いのが印象的です。さらに「麺やパンに置き換えているけれど、本当はお米をしっかり食べたい」という声も多く、代替品は仕方なくの位置づけであることもうかがえます。
なかには「旦那や子どもが食べる量はそのままで、自分だけパンや麺にしている」というママもいます。家庭内での“自己犠牲”もあるようです。

一方で「減らしていない」とする家庭からは「子どもの栄養を最優先に」「お米を食べることは譲れない」といった、確固たる思いが伝わってきました。

お米の安定供給と価格の維持が家庭の安心に



今回のアンケートでは、主食としてお米がいかに家庭の食生活の中心であるかがあらためて浮き彫りになりました。お米の価格高騰は、単なる「食品価格の上昇」にとどまらず、多くの家庭の生活にも影響を及ぼす問題であるといえそうです。お米の供給に関するシステムは複雑で、簡単な解決策はないといいますが、それでも今後、安定的な供給と価格の維持が、家庭の安心につながっていくのではないでしょうか。
【アンケート概要】
総回答数:1,220票
調査方法:インターネット
調査月:2025年5月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
【人気】の記事:ほかにもママたちの気になる回答結果は……?

文・編集部

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このニュースに関するつぶやき

  • パン麺類で代用しめちゃくちゃ減ってたけど小泉備蓄米がたまーに買えるようになってから普段通り(毎食米)に戻った。備蓄米が尽きて米が再度高騰したらパン麺生活に戻るわ。今のうちに…!
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