大分県には、県庁所在地である大分市を中心に、別府市や中津市など県内各地に公立高校が設置されています。普通科のほかにも農業や工業、商業、水産に関する学科などが開設。また一部の高校は全国から生徒を募集するなど、ユニークな取り組みでも知られています。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、大分県在住の40代を対象に「優秀な学生が多いと思う大分県の公立高校はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。
大分県にある高校の中で、県内在住の40代から「優秀な生徒が多いと思う公立高校」として支持を集めたのはどの高校だったのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
第2位は、大分市にある「大分上野丘高校」で、得票率は22.1%でした。2025年度に創立140周年を迎えた大分上野丘高校は、大分県だけでなく、九州を代表する伝統校としての実績を誇ります。
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2014年から5年間にわたって、文部科学省から「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」の指定を受けた同校。2019年からは「グローバル・スタディ(GS)」探究活動を進めています。これは、大分から世界へ羽ばたく人材や、国際的に活躍する意欲と力を持ったリーダーの育成を目指すもので、1年次には地域が抱える課題についての探究型学習を、2・3年次には社会的課題を自ら設定し解決に向けた探究型学習を進めています。進路実績においては、九州大学や東京大学、大阪大学などに多くの合格者を輩出しており、こうしたことも「優秀な学生が多い」という印象につながっているといえそうです。
第1位は、大分市にある「大分舞鶴高校」で、得票率は23.0%でした。1951年に創立された大分舞鶴高校では、普通科のほかに理数科が設置されており、2005年からは文部科学省より「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」にも指定されています。
1年生では全員が、STEAM教育をベースに構造化された課題研究に取組む「舞STEAMs」と、統計学やプログラミング学習を取り入れた「データサイエンス」を学習。普通科と理数科のそれぞれが、「SSH探究」や「科学探究」「舞プロジェクト」といった課題研究・探究活動に取り組むことが特徴です。また、学習だけでなく、活発に行われている部活動も大分舞鶴高校の特色といえるでしょう。進学実績においては、2025年の大学入試で国公立大学を中心に多くの現役合格者を出すなど、優れた結果を残しています。
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