襲撃を受けたCBアゲルド [写真]=Getty Images マルセイユに所属するセンターバック(CB)ナイフ・アゲルドが、襲撃される被害に遭ったようだ。フランスメディア『BFM Marseille Provence』が報じている。
今回の報道によると、ナイフ・アゲルドが、マリニャン空港(マルセイユの空港)にて一般人から襲われたとのことだ。5日に行われたリーグ・アン第7節メス戦に出場した後、モロッコ代表へと合流するために、空港のVIPラウンジでフライトまで待機していた同選手は、ファンサービスを求めて近づいてきた人物に対応。しかしながら、この人物は、精神的に不安定な様子だったようで、次第に口調が荒くなり、そして平手打ちに及んだという。幸いにも、警備員の迅速な介入によって殴られることはなく、犯人はすでに警察に逮捕されていることを併せ伝えている。
そうしたなかで6日、襲撃されたことが報じられたアゲルドは、自身の公式Instagramのストーリーズ機能を更新。「ここ数時間に渡って報道されている件について、みんなには安心してほしいと思う」と始め、「マリニャン空港で飛行機を待っている間に暴行を受けた。幸いにも、恐怖を感じる程度で済み、警備員と警察の介入により、事態はすぐに収まった。現在は、すべて警察の手に委ねられている」と綴った。
さらに、「大丈夫。今、僕は自分にとって最も大切なこと、つまりマルセイユでのプレーと、代表ウィーク中に誇りを持って母国を代表することに集中している。みんなからの応援と心配のメッセージには、心から感謝しているよ。本当に感動した。常に冷静さと敬意を持とう。人生は続いていく」と呼びかけている。
なお同メディアによると、現時点で、アゲルドは加害者を告訴していないようだ。