2月は寒暖差が激しく夏日も 少雨の太平洋側で久しぶりにまとまった雨 3月は?

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2026年03月03日 14:24  日本気象協会

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日本気象協会

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2026年2月は寒暖差が激しく、夏日となった所がありました。また、少雨の太平洋側で久しぶりにまとまった雨が降りました。さて、3月はどうなるのでしょうか?

寒暖差が激しかった2月、季節外れの夏日も 春一番が吹いて、着実と季節が進む

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寒暖差の激しい2月でしたが、3月2日に気象庁が発表した「2026年2月の天候」によると、全国的に寒気の影響を受けた時期もありましたが、北日本を中心に暖かい空気が流れ込みやすく、北日本では顕著な高温となりました。
月平均気温は、北日本では平年差+2.4℃と、1946年の統計開始以降で1位の高温となりました。

ただ、2月9日は寒気などの影響で冷え込みが強まりました。全国の9割以上で最低気温が0℃未満の「冬日」となり、東京都心はマイナス3.2℃まで下がりました。2月にマイナス3℃以下になるのは、42年ぶりのことです。

また、春一番が、2月18日に北陸地方で、22日は中国、四国、九州北部地方で、23日には関東で吹きました。
南風や日差しの影響で気温が上がり、23日には今年初めて本州で夏日(最高気温が25℃以上)となった所がありました。東京都内では青梅市で25.1度まで上がりましたが、小笠原諸島を除く東京都内で夏日を記録するのは、観測史上初めてのことです。

少雨の太平洋側で久しぶりにまとまった雨 一方、日本海側では雪が少なかった

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2月下旬のはじめまでは全般に低気圧や前線の影響を受けにくく、日本海側では冬型の気圧配置が長続きしなかったため、広く降水量の少ない状態が続き、北・東日本太平洋側、⻄⽇本、沖縄・奄美では顕著な少雨となりました。
ただ、下旬の中頃以降に低気圧や前線の影響で北・東日本太平洋側と西日本を中心にまとまった雨が降り、特に25日は、西日本太平洋側を中心に24時間降水量など、多くの地点で各降水量の2月としての1位の記録を更新しました。
東京都心では41.5ミリの雨が降りましたが、30ミリ以上の雨が降るのは2025年10月31日以来、117日ぶりです。
このため、月降水量は、沖縄・奄美でかなり少なく、東日本日本海側で少なかったものの、北・西日本日本海側と太平洋側では平年並でした。

月降雪量は、北日本日本海側でかなり少なく、東日本日本海側で少なくなりました。
ただ、2月上旬には日本付近は一時的に強い冬型の気圧配置となって強い寒気が南下したため、東・西日本日本海側を中心に記録的な大雪となり、太平洋側でも大雪となった所がありました。
8日は東京都心でも雪が降り、5センチ積もりました。5センチ以上積もるのは2年ぶりのことです。

日本海側ほど多照

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低気圧と高気圧が周期的に日本付近を通過し、冬型の気圧配置が長続きせず、移動性の高気圧に覆われる時期もありました。
このため、日照時間は日本海側や西日本太平洋側、沖縄・奄美で多く、特に東⽇本⽇本海側と⻄⽇本では顕著な多照となりました。
一方、北日本太平洋側や東日本太平洋側は、2月下旬を中心に日照時間は少なくなりました。

太平洋側の少雨解消は見込めず 1か月予報

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気象庁は、2月26日に最新の1か月予報を発表しました。

向こう1か月は暖かい空気に覆われやすいため、気温は東日本と西日本では高く、北日本と沖縄・奄美では平年並みか高いでしょう。特に3月6日にかけては北日本から西日本で、かなり高くなりそうです。
3月7日から13日にかけては平年並みの所が多くなりそうです。北日本では平年並みか低い予想で、気温差が大きくなるでしょう。寒の戻りがあるため、厚手の服もまだ活躍しそうです。
3月14日から27日は全国的に平年並みで、季節は春へと順調に進むでしょう。

降水量は、北日本から西日本でほぼ平年並みの予想です。ただ、昨年11月中旬から続いている太平洋側を中心とした少雨状態が解消するほどの雨にはならない見込みです。

また、寒気の影響を受けにくいため、日本海側の雪の量は平年並みか少ない予想です。

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