2025〜2026年の冬は寒暖差大 少雨に記録的多照 今春はどうなる?

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2026年03月03日 14:50  日本気象協会

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日本気象協会

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今年の冬(12月〜2月)は気温の変動が大きくなりました。また、太平洋側ほど少雨となり、西日本では記録的多照となりました。日本海側の雪は平年並となりましたが、さて、この春はどうなるのでしょうか?

2025〜2026年の冬は気温の変動が大きかった

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気象庁は2月24日、2025年〜2026年の冬(12月〜2月)の天候まとめを発表しました。
それによると、12月と2月を中心に暖かい空気に覆われやすく、低気圧に向かって暖かい空気が流れ込みやすい時期があったため、冬の平均気温は全国的に高くなりました。
一方、1月を中心に一時的に強い冬型の気圧配置の影響を受けやすかったため、北・東・西日本では気温の変動が大きくなりました。

太平洋側ほど少雨、西日本では記録的多照 日本海側の雪は平年並

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冬の降水量は、西日本や東日本太平洋側、沖縄・奄美で少なくなりました。
特に、1月は、低気圧の影響を受けにくく、1月の月降水量が、西日本では1月として1位の少雨となるなど、少雨の傾向が強まりました。
一方、1月を中心に一時的に低気圧や強い冬型の気圧配置の影響を受けやすかったため、日本海側を中心に大雪となった所がありました。2月1日には、青森市では積雪の深さ183cmとなりましたが、積雪180cm以上は、1986年2月以来、40年ぶりのことです。
このため、冬の降水量は北日本日本海側でかなり多く、東日本日本海側で多かったものの、冬の降雪量は北・東・西日本日本海側では平年並でした。

冬の日照時間は、12月と2月を中心に冬型の気圧配置になりにくかったことや、低気圧や前線の影響も受けにくく、高気圧に覆われやすかった時期があったため、東日本や西日本、沖縄・奄美で多くなりました。特に、西日本太平洋側で平年比が120%で、1946/47年冬の統計開始以降で冬として1位の多照となりました。

春は気温が高く、早い時期から熱中症への備えを 少雨の太平洋側は3月も平年より雨が少ない 3か月予報

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気象庁は2月24日、3月〜5月の3か月予報を発表しました。

今年は本格的な春の訪れが早くなりそうで、3月の気温は西日本から北日本にかけて「平年並みか高い」予想です。雪が多く積もっている地域では雪どけが急速に進みます。雪崩(なだれ)などの融雪害に注意が必要です。

また、その後は季節の歩みが急加速しそうです。4月は西日本から北日本の広い範囲で「平年より高い」予想、西日本や東日本では5月も「平年より高い」見込みです。

例年ですと、大型連休のころから熱中症になる方が増え始めます。今年はそれよりも早い段階で、熱中症対策が必要になる可能性があります。晴れて気温が上がると予想される日には、こまめに水分を補給する、また強い日差しを避けるなど、熱中症に備えてお過ごしください。

また、降水量は、3月は東日本の太平洋側では平年並みですが、西日本の太平洋側は低気圧や前線の影響を受けにくいため、降水量は平年並みか少ない見込みです。水不足が長引く恐れがあり、引き続き節水を心がけた方が良さそうです。

4月と5月の降水量は、東日本や西日本では平年並みとなるでしょう。

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