使い古された設定「タイムスリップ」ドラマはなぜウケる?“時をかける主人公”が多発する理由

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2026年05月19日 19:30  週刊女性PRIME

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『リボーン〜最後のヒーロー〜』で、クリーニング店の息子に転生するIT企業社長役の高橋一生(番組公式サイトより)

 これまで数え切れないほどドラマの題材になってきた、タイムスリップもの。放送中の連続ドラマでも『リボーン〜最後のヒーロー〜』『君が死刑になる前に』『刑事、ふりだしに戻る』『時光代理人』など、登場人物がタイムスリップしまくり。

 使い古された設定なのにウケるのはなぜか、漫画家でテレビウォッチャーのカトリーヌあやこさんに聞いた。

「前クールの『リブート』は、顔を変えて別の人生を生きる“やり直しもの”でしたが、タイムスリップものも、現在に何かがあってそれをやり直すために過去に行ったり、過去でもう一度新たな自分をやり直したり。閉塞的なこの時代だからこそ、やり直しがきかない人生を一度リセットするという願望にカタルシスが生まれるのかなと思います。

 また、2010年代初めごろからラノベ、ゲーム、アニメなどで、異世界などに転生してチート能力を持って人生をやり直す、“転生もの”が一大ブームに。“やり直しもの”が今、流行りの鉱脈になっているように感じます」(カトリーヌさん、以下同)

 タイムスリップものの先駆けのドラマといえば、

「1972年のNHK少年ドラマシリーズ『タイム・トラベラー』。原作は筒井康隆さんの『時をかける少女』ですが、ほぼ10年ごとに計5回もドラマ化。私たちにタイムスリップものを深く刷り込んだ作品でしたね」

 また、タイムスリップに欠かせないものとして考察を楽しむことがあるという。

「バッドエンドを回避する方法や、タイムパラドックスの難題をみんなで考えながらSNSで盛り上がれるのも最近の傾向ですね。多くの作品が1話目からタイムスリップするので、視聴者は否が応でも惹きつけられるんです」

タイムスリップ×医療ドラマ『JIN』

 近年のヒット作には『ブラッシュアップライフ』や『不適切にもほどがある!』などがあるが、

特徴的なのは、タイムスリップが平成や昭和など“ちょい過去”なところ。前者は平成で劇中にたまごっちやシール交換などが登場し、後の平成女子ブームの火つけ役ともなりました。後者はチョメチョメ(笑)、スケバンやキョンキョン、中森明菜さんなど昭和のヒット曲も流れ、懐かしさそのものがエンタメに。

 遠い未来や過去といったSFだけでなく“ちょい過去”のノスタルジーさも現在のタイムスリップ作品を支える重要な要素になっています」

 時がたつほど、振り返れる過去が蓄積され、新しい題材にアップデートできるのもタイムスリップものの魅力だという。

 ちなみに、カトリーヌさんイチ推しのタイムスリップドラマは、

「『JIN―仁―』ですね。タイムスリップ×医療ドラマ。現代医療を江戸時代へ持ち込む面白さや記憶が消えても受け継がれる医学への光、切ない恋。ジーンときます」

 ミステリー、恋愛、考察、ノスタルジー、リセットのカタルシスまで全部入りの極上エンタメ。タイムスリップ作品が繰り返しヒットする理由が見えた気がした。

取材・文/住田幸子

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  • 最近人気のきみは四葉のクローバーの場合は 父親が研究で取得した能力を娘のよつはが受け継いだ ただその場合異母姉妹になる黒幕にこれが無いのはなぜなのか
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