
東京一極集中が叫ばれて久しい。利便性や職場を求めて多くの人が集まるのは仕方ない部分があるが、あまりの過密ぶりに辟易している人も少なくない。
5月中旬、ガールズちゃんねるに「東京一極集中を望んでいない東京都民」というトピックが立ち、反響を呼んだ。トピ主は「東京、人多過ぎてそろそろ限界じゃないですか」と切り出した。
「通行人の量と道路や通路の幅が合っていなくてすぐに人だかり 横断歩道も青の内に渡りきれません 公共のトイレやガードレールもすぐ壊れちゃうし」
人が多いことによるインフラ面の問題を訴えた上で、「それに皆が東京に集まるようになったらみんな同じ様になって地域の特色とか日本人の多様性が失われてつまらないとおもいます」と訴えた。
「言い出しっぺから茨城あたりに移住してください」
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しかし、この訴えに対してネットの反応は冷ややかだった。最も多くのツッコミを集めたのは、他人は来るなと言いながら自分は東京に居座るという、トピ主の矛盾したスタンスに対する指摘だ。
「言い出しっぺから茨城あたりに移住してください」
「結局自分は出て行かないけど、他人は出て行けみたいなマインドの人ばっか」
「私はいいけど他の人は嫌!ことだよね どんだけわがままなの?」
確かに、混雑を嫌うのであれば自分が静かな地方へ移住すれば済む話である。しかし、移住を促されたトピ主は次のように反論した。
「私は元から東京なので 私が茨城に行ったら茨城は茨城では無くなってしまうと思います…」
自分が移動すると茨城のアイデンティティが崩壊するとでも言うのだろうか。この理屈には、他のユーザーからも困惑の声が上がっていた。
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インバウンドへの不満と地元民の言い分
一方で、現在の東京が抱えるリアルな過密問題に共感する声も少なくない。特に目立ったのは、地方からの流入者よりも激増する外国人観光客やインバウンドに対する拒絶感だ。
「外国人が多すぎる 地方からの日本人よりそっちを規制して欲しい」
「最近は観光客が多すぎる。ラッシュの時間帯から活動的なでかいスーツケース持ち、勘弁してくれ」
また、生粋の都民を自称する人々からは、次のような地元ゆえの切実な声も上がっている。
「生まれも育ちも東京なのになぜわざわざ知らないところへ引っ越さないといけないのか」
企業やインフラが東京に集中している以上、人が集まるのは必然であり、個人の勝手だけでは片付けられない。
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トピ主は自分の東京から出たくないと主張していたが、とはいえ、人口過密による生活環境の悪化や災害リスクや考えれば、国レベルで本格的に地方分散を進めてほしいという願い自体は間違っていないだろう。それまで都民は必要のあるときしか人混みには行かない、と言った自衛策を取るしかない。
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