年収が1200万円ともなれば高収入と言えるだろう。それでも、贅沢をしているとは限らないようだ。埼玉県に住む40代男性(専門職/コンサルタント・士業・金融・不動産/年収1200万円)は
「住まいは郊外で駅遠くて家族3人暮らしで8.8万円」
と、利便性も構わずつつましく暮らしている。それは住宅に限ったことではなかった。(文:真鍋リイサ)
「マス層に馴染めるよう価値観を常に注意する」
スマホの買い替えは5年ごとで、「3世代型落ちの中古を5万円で購入」したそう。通信費も「夫婦合計5000円」と低く抑えている。もちろん食費も節約しており、
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「食費は高くなったので、業務スーパーとOKストアをフル活用」
と激安店を明かした。
また同じく年収1200万円の 40代男性(岐阜県/クリエイティブ/メディア・アパレル・デザイン)も「スーパーなどで割引商品を購入することにお得感を感じる」と、値引き品での節約は当たり前の様子。自戒を込めた心掛けをこう明かす。
「車は高級すぎず、安すぎない、自分の生活水準より2歩下がったものを選んで、マス層に馴染めるよう価値観を常に注意する」
さらに愛知県に住む40代女性(医療・福祉・介護/年収1200万円)も節約への心がけを語った。
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「スーパーで、安い方の商品を買う。コンビニは高いので行かない。レジ袋はもらわない」
「ポイントの有効活用。割引券を使う。日用品はふるさと納税」
大阪府の40代女性(事務・管理)も、年収1200万円だが
「当たり前のようにティッシュを半分に切って使うとき。1枚使うともったいないお化けが出てきそうな気がする」
という驚きの「貧乏性」ぶりだ。しかもゴミの捨て方まで徹底している。
「チラシの裏は必ずメモ用として使用する。有料ゴミ袋を節約するためゴミはなるべくコンパクトでぎちぎちに固めて捨てる」
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投稿を寄せた4人ともが年収1200万円を超えている。どんなにお金を稼いでいても、節約をやめられないのが「貧乏性」ということなのか。
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