
スポーツのライブ配信や見逃し動画を配信するDAZNが、公式YouTubeチャンネルで過去に行われたサッカーワールドカップ予選の振り返り動画をアップ。3月18日に更新された動画は、2013年6月4日に開催された日本vsオーストラリアの「AFCアジア最終予選」だ。
日本中が沸いた伝説のシーン
本田圭佑の伝説的なPKでW杯出場が決まった、多くのサッカーファンに今も語り継がれるこの試合。
当時は“引き分け以上”なら史上初のホームでのW杯出場が決定するという状況で、世間からの注目度も高かった。しかも相手はアジア屈指の強豪・オーストラリア。当然すんなりとW杯出場を決められるわけもなく、一進一退の攻防が続く中――。
「そのまま引き分けで終わるかと思われた81分に、なんとオーストラリアに先制点を奪われてしまいます。
しかし、“このまま負けるとW杯はお預け”という状況で突入した後半のアディショナルタイム、本田選手のクロスが相手チームの選手の手に当たり、PKを獲得。自身のPKでW杯が決まるというとんでもないプレッシャーのかかるシーンで、本田選手はなんと、ど真ん中に蹴り込んで見事PKを成功させました。
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W杯出場が決まったその瞬間、日本中が沸いたのは言うまでもありません」(スポーツライター)
その英雄ぶりから、今回の動画のサムネイルはやはり本田。それ自体は納得なのだが、なぜか設定されている顔が“気持ちよさそうすぎる”点に注目が集まっている。
「絶頂顔」にツッコミ殺到
ネット上では、
《公式でこのサムネは可哀想だろ》
《絶頂顔をサムネにするのやめてあげて》
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《このサムネは笑うわ。DAZNわかってるな》
とツッコミが続出。
試合の詳細を振り返れば、PKを決めた本田が「絶頂顔」になるのも頷ける。
しかし、動画を確認してみると、サムネに使われているこの顔はPKを蹴る“前”に集中しているシーンのようだ。一体なぜ、DAZNはこのシーンを切り取ったのか。
「確かに“なぜ?”となるサムネではありますが、ビッグマウスかつストイックなイメージの本田選手が実は面白いキャラなことはファンの間で有名です。2022年には、カンボジア代表を指揮する自身の写真をXにアップして《写真で一言》とフォロワーに大喜利を求めたことも。
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また、2024年には《悲報》《ChatGPTに本田圭佑がブータンを散歩する写真をお願いしたらまるで別人が出てきた》と生成された画像付きで投稿し、《ChatGPTに知ってもらえるように頑張ろう》とハッシュタグをつけるお茶目さを出していました。今回のサムネに関しても、本人は結構楽しんでいるかもしれませんよ」(前出)
現在、本田は選手として引退はしていないものの、2022年以降は所属クラブがない状態。とはいえ、スクールを通じて未来のサッカー選手を育てたり、昨年は“1試合限定”でブータン王者の『パロFC』と契約しチームの勝利に貢献するなど、いかにも“本田らしい”活動はしている。
でもやっぱり、今回の動画のような“スーパーな活躍”がまた見たい!!