トランプ大統領　空軍の次期戦闘機「F47」開発でボーイングと契約と発表　第47代大統領にちなみ命名 「数年後の生産を目指す」

アメリカのトランプ大統領は空軍の次期戦闘機の開発契約をボーイング社と結んだと発表しました。戦闘機はトランプ氏が第47代大統領であることにちなみ「F47」と命名されました。

アメリカ　トランプ大統領
「私の指示で空軍は世界初の第6世代戦闘機の開発を進めています。この戦闘機は『F47』と将軍たちが命名しました。『F47』は美しい数字です」

トランプ大統領は21日、アメリカ空軍の次期戦闘機についてボーイング社と開発契約を結んだと発表しました。トランプ氏が第47代大統領であることにちなみ「F47」と命名されたということです。

次期戦闘機はレーダーに映りにくいステルス性能をさらに高めるほか、無人機との高度な連携能力、最新鋭のエンジンを持つということで、トランプ大統領は「数年後の生産を予定している」としています。

アメリカ空軍の次期戦闘機開発をめぐっては、「政府効率化省」のトップを務めるイーロン・マスク氏が「有人は時代遅れだ」として、無人機を重視する考えを示すなど不透明感が高まっていましたが、正式に有人戦闘機の導入が決まりました。

第6世代と呼ばれる次期戦闘機は各国が開発競争を進めていて、日本はイギリス、イタリアとともに2035年の配備を目指して共同開発を行っています。