膳場貴子「現行の制度だと皇室の維持すら難しくなってしまう」「拙速に結論を出せる問題では…」

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2025年09月07日 10:22  日刊スポーツ

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膳場貴子アナ(2021年6月撮影)

フリーアナウンサー膳場貴子が7日、キャスターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に生出演。6日に執り行われた秋篠宮家の長男悠仁さまの成年式に関連して、皇室や皇位継承や今後のについての議論の状況を紹介した。


番組では、キャスターの杉浦みずきが「男性皇族のみ行われる成年式は40年ぶりのこと。あらためて皇室や皇位継承のあり方を考えるきっかけにもなりそうです」と前置きして、悠仁さまの成年式の様子を紹介。40年前に執り行われた、秋篠宮さまの成年式のVTRもオンエアし、と「この時代、今と大きく違うのは男性皇族の人数です」と、当時9人いた皇位継承者が、現在は3人となっていることが示された。


さらに、05年に小泉内閣が有識者会議を設置し皇室典範の改正を目指したが、翌年に悠仁さまが誕生されたことでその議論は保留され、ポイントが「皇族の数を維持する」ことにシフトしたと説明された。昨年から始まった与野党協議でも複数案が出ているが「女性皇族が結婚後に皇室に残る案」については、杉浦が「女性皇族の配偶者や子どもも皇族とするのか、などをめぐって意見が一致していません」と現状を説明。また「旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える案」についても、「この案で対象となる旧宮家は現在の皇室との血縁関係をたどるには、室町時代の後花園天皇の弟までさかのぼるので、この血縁関係の遠さなどをめぐって、議論がまとまっていません」と紹介された。


この状況を見て、膳場は「室町時代までさかのぼるって、なかなかですよね」と率直にコメント。さらに皇位継承者が少なく、高齢化も進んでいる現在の皇室の系図を見ながら「現行の制度だと、皇室の維持すら難しくなってしまうということは、もう一目瞭然だと思うんですけど、なかなかこれは、拙速に結論を出せる問題ではない」と、難しい議論となっていることをあらためて示した。

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  • 遠い血縁の人を、後から皇族に迎え入れるのはどうなんだろう。皇族方が使うお金は税金だからね。国が貧しくなれば、そんな余裕は無くなると思う
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