木原稔官房長官(右から4人目)に北方領土問題に関する要望書を手渡す鈴木直道北海道知事(同5人目)ら=19日午後、首相官邸 木原稔官房長官は19日、北海道の鈴木直道知事らと首相官邸で面会し、北方領土の早期返還に向け、ロシアとの交渉継続を求める要望書を受け取った。同国のウクライナ侵攻を受けて中断している元島民の墓参について、木原氏は「人道上の問題だ」と述べ、再開を働き掛ける考えを示した。
鈴木氏はこの後、記者団に「元島民の平均年齢は90歳を超え、一刻の猶予もない。具体的な対応を期待したい」と語った。要望書は、墓参再開までの「洋上慰霊」の円滑実施や、北方領土問題に関する啓発活動の強化なども盛り込んだ。