菅田将暉、“戦国の知将”半兵衛から官兵衛へ…カンヌ初体験『黒牢城』で異例の転生

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2026年06月15日 17:31  cinemacafe.net

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『黒牢城』 (C)米澤穂信/KADOKAWA (C)2026映画「黒牢城」製作委員会
「菅田半兵衛が良すぎた…」「半兵衛ロス」など、6月14日放送の大河ドラマ「豊臣兄弟!」第23回で、仲野太賀と池松壮亮演じる“豊臣兄弟”に仕えながらも志半ばで亡くなった希代の軍師・竹中半兵衛の最期を演じ切った菅田将暉。菅田の熱演を称える声はいまも後を絶たない。

その一方、第79回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門に出品され世界初上映された黒沢清監督『黒牢城』では、キャリア18年目にして初めてカンヌの地を踏んだ。

カンヌをはじめ、ベルリン、ヴェネチアと世界3大映画祭でその名を轟かせてきた黒沢監督のもと本木雅弘、吉高由里子、青木崇高、宮舘涼太らと共演した『黒牢城』は、戦国の世、城内という密室での心理戦を描くミステリー。菅田は、囚われの身の天才軍師・黒田官兵衛を演じる。

つまり、「両兵衛」とも呼ばれた2人の“戦国の知将”、大河の半兵衛から映画の官兵衛へと“転生”を果たすのだ。

「豊臣兄弟!」の半兵衛としては第9話に初登場。色白の美男子で、飄々としながら小一郎たちを自身のペースに巻き込んでいく様子が「話すとめっちゃ自我出してくる陰キャ」と視聴者の期待を集めた。

第21回からは、秀吉たちが織田と毛利の間で揺れる播磨の諸大名の攻略を任される物語が展開。半兵衛が、見事な手腕を見せた小寺官兵衛尉孝高こと黒田官兵衛(演じるのは「SHOGUN 将軍」の倉悠貴)にバチバチの対抗心を燃やし、“変顔”で張り合うひと幕が大きな話題となった。

さらに第23回では、信長(小栗旬)に謀反を起こした荒木村重(トータス松本)のもとへ独断で説得に向かうも捕らわれてしまう官兵衛。その息子・松寿丸を、“命の重み”を噛みしめながら救う姿は観る者の胸を打った。

米澤穂信による傑作ミステリー小説の映画化した『黒牢城』は、まさに信長に反旗を翻した村重(今作では本木が演じる)と、地下牢で鎖に繋がれた官兵衛を主軸にした物語だ。

村重が籠城する有岡城内で怪事件が次々と起こり、城内にいる家臣や身内の誰かが裏切り者である可能性が出てくる。村重はあろうことか、官兵衛に事件のあらましや証言を記した調書を見せ、共に謎の解決に挑もうとする。だが、菅田演じる官兵衛にはある目論見があって…。

黒沢監督初の時代劇となる本作。黒沢監督とは、菅田が真面目すぎる転売屋の吉井を演じたサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』(2024/Netflix、U-NEXTほか配信中)に続くタッグとなる。

2009年、「仮面ライダーW」で膨大な知識量を持つ“安楽椅子探偵”フィリップ役で俳優デビューした菅田は、これまでも「MIU404」の“ラスボス”久住や、映画化もされた「ミステリと言う勿れ」の久能整のように、理屈をこねる(時に狂気をはらんだ)鋭利な天才をいくつも演じてきた。

30代で出会った竹中半兵衛、そして黒田官兵衛も、忘れがたきキャラクターとして彼のキャリアに刻まれることになるはずだ。

☆菅田将暉 プロフィール
生年月日:1993年2月21日
出身地:大阪府

主な出演作:連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」「鎌倉殿の13人」、ドラマ「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」「コントが始まる」「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」、Netflixシリーズ「グラスハート」、
映画『帝一の國』『あゝ、荒野』『花束みたいな恋をした』『君たちはどう生きるか』(声優)、『サンセット・サンライズ』『ミーツ・ザ・ワールド』(声の出演)、『人はなぜラブレターを書くのか」(公開中)など。

『黒牢城』は6月19日(金)より全国にて公開。

大河ドラマ「豊臣兄弟!」は毎週日曜20時〜NHK 総合ほかにて放送中。





(上原礼子)

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  • ご臨終シーンは花吹雪が散って、力入れてもらってるなーと感心した。赤子を抱いてオロオロ、やがて涙のシーンも良かったな。人間味溢れる良き半兵衛でした。
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