ガッツ石松さん「若いタレントにバカにされながら…」実は隠れた「知性派」宮崎美子超える正解率

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2026年06月12日 06:56  日刊スポーツ

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ガッツ石松さん(2022年8月撮影)

ボクシング元WBC世界ライト級王者でタレントのガッツ石松(本名鈴木有二=すずき・ゆうじ)さんが6月2日、肺炎のため、都内の病院で亡くなった。76歳だった。11日に所属事務所が発表した。ボクシングで頂点に立ったガッツさんは芸能界でも独特のキャラクターで人気者となり多くの人の記憶に残るタレントだった。


   ◇   ◇   ◇


出演作が途切れることがなかった05年の取材にガッツ石松さんは「これまでの人生、死にもの狂いだったよ。そういう過去をじっと我慢で乗り越えてきた結果、今、吹いている風があると思うんだ。そこらの若いタレントにバカにされながら『OK牧場』ってやってきたんだからさ」と振り返った。さりげなく自身を客観視する姿勢が意外だった。


タレントとしては天然キャラで、俳優としても決して「演技」について語ることはなかったが、実はまるで計算したような臨機応変さも持ち合わせていたように思う。まげを付ければ侍に、軍服を着れば兵士に…不思議なくらいどんな扮装(ふんそう)もなじんだ。


スティーブン・スピルバークの「太陽の帝国」やリドリー・スコットの「ブラック・レイン」など、海外の巨匠も好んで起用した。


外国人にも分かりやすいキャラクターだから、というだけではないだろう。「死に物狂いだった」生き様が人間味としてにじみ出て、巨匠たちを引きつけたに違いない。


「太陽の帝国」で、アジア人として初めて全米俳優協会・最優秀外国人俳優賞を受賞したガッツさんは、授賞式でカタカナで書いたペーパーを見ながらスピーチした。額に汗を浮かべた姿に最初は笑いが起きたが、貧しかった自身の少年時代と母への思いをつづったその内容にいつの間にか会場は静まりかえり、最後は大きな拍手が起こった。


人気クイズ番組「クイズダービー」(76年〜)では、珍答ばかりが記憶に残ったが、実は半年間務めた解答者としての正解率は5割を超えた。7割越えの漫画家はらたいらさんとは比ぶべくもないが、あの宮崎美子でも4割程度。実は隠れた「知性派」だったのだ。


【相原斎】

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  • 「オレ貧乏だかんねw。」と一笑に付した言葉が凄かった。這い上がって来た実力者はその辺のパープーとは全く違うよ。
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