『傲慢と善良』『エイリアン:ロムルス』ほか読者が期待する“9月映画”ランキング

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2024年08月28日 19:11  cinemacafe.net

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『傲慢と善良』 ©2024 映画「傲慢と善良」製作委員会
シネマカフェでは、9月に公開がスタートする映画を対象とした読者アンケート「9月公開映画で期待している作品は?」を8月14日〜8月26日まで実施。今回、その結果を第1位から第10位までランキング形式にしてご紹介!

第1位『傲慢と善良』(9月27日公開)
読者が1番期待する来月公開の映画は、辻村深月原作の恋愛ミステリー『傲慢と善良』。「やめるときも、すこやかなるときも」以来、4年ぶり2度目の共演となる藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)と奈緒を主演に迎え、萩原健太郎監督(『ブルーピリオド』)×脚本:清水友佳子(「最愛」)がタッグを組んだ。

婚活で付き合い始めるも、1年も将来を決めない傲慢な架と、親の敷いたレールの上で善良に生きてきた真実を、主演の2人が等身大で演じ、ラストには映画版ならではのオリジナル展開が待ち受けていることも注目だ。

今回行ったアンケートでは、「好きな小説家の原作が、たまたま推しの俳優さん主演との事で絶対観に行こうと思っています」、「出版されてからすぐに読み、好きな書籍だったので映像化はとても嬉しいです。リアルにありそうな男女の心情がどんな風に表現されるのかとても楽しみです」、「ラストシーンが原作には無い(違う)らしく、そこが楽しみです」と原作ファンのコメントが多数届いた。

第2位『スオミの話をしよう』(9月13日公開)
続いて第2位は、『記憶にございません!』以来、およそ5年ぶりとなる三谷幸喜監督映画『スオミの話をしよう』。

三谷映画初出演となる長澤まさみが主演を務める本作は、大富豪の妻・スオミが突然行方をくらませ、それを知った彼女を愛した5人の男たちが、夫が住む豪邸に集結。しかし、彼らが語るスオミのイメージは、見た目も、性格も、全く異なるものだった。ひとつの屋敷を舞台に、三谷作品の真骨頂ともいえるサスペンス・コメディが繰り広げられる。

長澤のほか、スオミを愛した5人の男たちとして、西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎が出演する。

読者からは、「三谷幸喜監督と俳優陣の化学反応に期待しています!」、「三谷幸喜監督が 西島秀俊を どう料理するのか興味津々です」、「三谷幸喜監督の新作に興味津々で、長澤まさみさん演じるスオミさんが6人の夫をどう翻弄していくか。夫役の俳優さんたちが幅広い世代で豪華です。宮澤エマさんも出演されるのは期待しています」といった声が。

第3位『静かなるドン2 前編』(9月13日公開)/『静かなるドン2 後編』(9月27日公開)
第3位は、漫画「静かなるドン」を伊藤健太郎主演で映画化し、昨年2週連続で公開された『静かなるドン』の続編が、前後編同率でランクイン。

昼はデザイン会社で働き、夜は新鮮組総長…という2つの顔を持つ近藤静也を伊藤が演じる本作。監督は鳴瀬聖人が新たに務め、前作の監督・山口健人が今作では脚本・総合監修を務めている。

アンケートでは、「前作が面白かったので」、「前の静ドンがストーリーのコメディとシリアスのバランスそして紡ぎ方が面白く、キャストみなさんがとって良かったから」、「昨年公開の「静かなるドン」はとても面白かったので、続編の「静かなるドン2」もすごく期待しています。任侠の世界が舞台ですが、ラブコメありシリアスあり、アクションあり、自分の信じる事を貫く強さが最後はスカッとします。昼の静也と夜の静也が全然違って両方いい!のがたまりません」と前作の鑑賞者からコメントが届いた。

第5位『エイリアン:ロムルス』(9月6日公開)
第5位は、「エイリアン」シリーズ最新作『エイリアン:ロムルス』がランクイン。リドリー・スコット監督が手掛けたSFホラーの金字塔、第1作『エイリアン』(’79)のその後を描く本作。人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて足を踏み入れた宇宙ステーション“ロムルス”で、エイリアンの恐怖に遭遇する。

本作は、プレミアムラージフォーマット4種(IMAX、Dolby Cinema、4DX、ScreenX)の上映も決定しており、エイリアンとの出会いをよりスリル満点に味わうことができる。

読者からは「久しぶりのエイリアン、しかも原点に帰っての密室ホラー。最初の『エイリアン』の様な上品なホラーを期待しています」、「今回のエイリアンは製作リドリー・スコットだし、予告編を見ても期待が膨らみます!」と期待の声が寄せられた。

第6位〜第10位は以下の通り。

第6位『ぼくのお日さま』(9月13日公開 ※6日〜先行あり)
『僕はイエス様が嫌い』(’19)でサンセバスチャン国際映画祭最優秀新人監督賞を史上最年少で受賞した奥山大史監督の商業デビュー作。吃音のホッケー少年、フュギュアスケートを学ぶ少女、そして元フィギュアスケート選手という3人の視点で紡がれる物語。

第7位『ナミビアの砂漠』(9月6日公開)
『あみこ』の山中瑶子監督の本格的な長編第1作。やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きている、河合優実演じるカナが、自分の居場所を見つけるまでを描く。

第8位『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)
国内外から高く評価されているベストセラーコミックスが、柳楽優弥主演で映画化。元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタが、連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠のもとを訪れ、獄中結婚を申し出るところから始まる衝撃のサスペンス。

第9位『Cloud クラウド』(9月27日公開)
顔のみえない社会で拡散する、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描く、黒沢清監督・脚本のサスペンス・スリラー。主演の菅田将暉が、転売で稼ぐ主人公を演じるほか、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝が出演している。

第10位『憐れみの3章』(9月27日公開)
ヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーンのタッグで贈る本作は、選択肢を奪われ、自分の人生を取り戻そうと格闘する男、海で失踪し帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官、卓越した教祖になると定められた特別な人物を懸命に探す女という、3つの奇想天外な物語から構成される。

【シネマカフェ読者アンケート/9月公開の映画 期待している作品TOP10】
第1位:傲慢と善良
第2位:スオミの話をしよう
第3位:静かなるドン2 前編
第3位:静かなるドン2 後編
第5位:エイリアン:ロムルス
第6位:ぼくのお日さま
第7位:ナミビアの砂漠
第8位:夏目アラタの結婚
第9位:Cloud クラウド
第10位:憐れみの3章



(シネマカフェ編集部)

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